・いつやるか?
・なにをやるか?
・どうやるか?
・なぜやるか?
就活全体の流れとやることについて
まずは一度就活全体の流れとやることを確認しましょう!細かい点よりも、ざっくりとイメージをつかむことが大切です!
まずは全体の流れとやることを理解しよう
就活で失敗した人の話を聞くと、一番多い回答は何だと思いますか?
それは、「取り組み始めるのが遅かった」です。
なぜ取り組みが遅くなってしまうのでしょうか?
その理由は、具体的にやるべきことをイメージできていないことが原因にあります。
どんな時期に、何をやっておかないといけないのか習ったことないな・・・
戦略を立てるためには、まずはじめに全体像把握がポイントです。
全体像が見えて初めて月ごとにやるべきことが見えてきます。
こんなにやるべきことがあるんですね・・・
ここで、ぜひ知っておいてほしいことは大学4年でやることはほとんどないということです。
▶ エントリーシートの提出
▶ WEBテストの受験
▶ 面接に呼ばれるまでに対策
つまり、大学4年までにどれだけ自己理解を深めて、やりたいことを言語化できるかで勝負は決まってしまいます。
それを知らずに、冬休み明けから「そろそろ就活に本腰を入れようか」なんて言っていると、第一志望はおろか、どの企業からも内定を取ることは難しいでしょう。
やるべき時期にやるべきことを誰よりもやった人が内定を取れるのが就活
これを忘れずに、毎月やるべきことをしっかりとこなして、第一志望の企業から内定を取りましょう!
【3年生】就活前半の流れについて【4月~9月】
3年4月:自己分析と業界分析に時間を使おう!
3年の4月から9月までの間は、夏のインターン参加を目指して活動していきましょう!インターンに参加できたということは、そこまでの活動が正しい方向で進んでいるということを意味します。
今の活動が正しいか確認するすべがない就活においては、自分の活動を振り返る数少ないポイントになるので、インターンへの参加を目標に活動しましょう!
インターンに参加するためにはどんな準備を行っておけばいいの?
夏のインターンに参加するには主に5つの準備をしておく必要があります。
・自己分析
・ES作成
・GD対策
・志望動機作成(業界研究)
・テスト対策(SPI)
自己分析をしたり業界理解を深めるのは、どんなアピールポイントが自分にはあって、その中で何をアピールしたら響くアピールになるのかを知るためです。良い自己分析をするためには、必ず就活本を活用して様々な角度から自分に質問をするのがオススメです。
そして自己分析と同時並行で、企業についての知識を増やしていきましょう!
企業の知識を増やしていくためには正しいステップを踏むことが大事です。
<STEP 1> どんな業界があるのか知る
<STEP 2> 気になる業界と気にならない業界に分ける
<STEP 3> それぞれの業界の共通点を探す
<STEP 4> それぞれの企業は世の中にどんな影響を与える仕事をしているのか調べる
最初のうちは1つ1つの企業の理解を深めるよりも、全体をざっくりと理解すると良いです。そのためネットで探すよりも、業界地図を活用して各業界と企業の立ち位置をざっくりと理解すると、インターンに参加したい企業の目星がつきやすくなります。
3年5月:インターンに向けてSPI対策を始めよう!
早ければ、6月からESの提出が開始します。同時に、WEBテストの受験が求められることが大半です。
事前に対策をしたい人は、SPIノートの会がオススメです。大学時代に数学を使ってこなかった文系の人や勉強が苦手な人は赤色の冊子を、塾でアルバイトをしていたなどぼちぼちできる人は青色の冊子を使いましょう!
3年6月:大学のテストと並行してESを提出!
6月にはインターン用に企業への登録(=エントリー)が開始します。6月は大学のテストや課題の提出が増える時期でもあります。そのため、いかにして大学と就活を並行して進めていけるかがポイントになります。
そしてインターンに参加するためにをするために、どの企業にエントリーするかを決めることが必要です。
最初のうちは「なんとなく名前を聞いたかことがある」とか、「友達も受けるから」といった基準で決めるのも悪くはありません。考えすぎて動けないことが一番の問題ですので、少しでも気になる企業があれば、ぜひエントリーをしてみましょう。
3年7月:初めてのGDを受ける前に流れをチェック!
夏インターンに向けたSPIの対策や自己分析をやって、ESがひと段落したら次はGDの対策をしましょう!
また、この時期になると就活疲れだけでなく大学のテストも本格的に重なってきます。
7月って大学のテストと重なって、就活どころじゃないよ・・・
そのため、「秋インターンもあるし今回はいいかな」となってしまう就活生が一定数います。そうなると、秋のタイミングでも同じような言い訳をしてズルズルとインターンを先延ばしにしてしまいます。
インターンを先延ばすと何がまずいの?
多くの大学生がテストがあるから、普段しない勉強に向き合うように、インターンがあるからこそESを書かなければいけないという理由ができます。逆に言うなら、インターンがなければいつまでたってもESは完成せず、結果として質の低いESのままになります。
良いESとは提出までに多くの人からフィードバックをもらったESである
一方で、悪いESとは一番最初に読む人が人事であるESである
だからこそまずは雑でもいいので1度書いて提出をしましょう。
受かるESと落ちるESについて知ることが知ることが内定への1歩です!
3年8月:インターンで人事の評価を高めよう!
夏のインターンに参加することができたら、早期選考に呼ばれるためにインターンでの評価を上げることが求められます。
・限定の説明会に参加できる
・早期選考に参加できる
・面接に向けて受かるためのポイント指導をしてくれる
・企業の人がES添削をしてくれる
などなど
どうやったら、インターンで評価してもらえるの?
インターン中に人事から目をつけてもらうために7つのことを意識しましょう。
・ロジカルに話せる
・積極的に発言できる
・時間内に結論を出せる
・あきらめずに考え抜ける
・チームの雰囲気を良くできる
・理由をつけて話すことができる
・話すだけでなく、人にも話を振れる
3年9月:夏インターンを振り返ろう!
インターンに参加できた人も、そうでなかった人も9月まで就活を振り返ることで、中盤戦に向けた軌道修正を行いましょう!
実際にインターンには落ちたけど、本選考では内定をもらえたという逆転就活を何度も見てきていますが、そういう人たちは振り返りと軌道修正がしっかりとできています。
1人での振り返りが心配な人はOB訪問をして、ここからやるべきことを相談してもいいでしょう。とにかく振り返りをして、中盤戦に備えましょう!
【3年生】就活中盤の流れについて【10月~3月】
3年10月:秋インターンに絶対参加するためにOB訪問をしよう!
秋からは、自分が行きたい企業につながるインターンを重視して行動していきましょう。夏のインターンで行った業界が良いと思えば、その業界を中心に見るのもいいですし、合わなかった人はなぜ合わなかったのかを考えると、就活の質が上がります!
OB訪問ってやったほうがいいって聞くけどってどうやればいいの?
最近だと、OB訪問をするためのツールがたくさんあります。マッチャーやビズリーチキャンパスが代表的なサービスでしょう。
夏までに広げた業界の知識を、すこしずつ深める活動へシフトしていく必要があります。OB訪問をすることで説明会では聞けないような企業や業務内容などへの理解を深めることができます。
特に秋インターンでは、夏インターンよりもESや面接の質を上げて挑まないと、簡単に落ちてしまいます。そのため、OB訪問では以下のことを意識して活動するといいでしょう!
・社風
・働き方
・志望動機の添削
・どんな領域が伸びているか?
・なぜその企業を選んだのか?
・1日、1か月、1年単位での業務内容
・お客さまに提供している価値は何か?
・今後どんなキャリアパスを歩みたいか
・求める人物像(=周りにどんな人が多いか)
・私のやりたいことを実現できそうな部署はあるか?
〈仕事理解を深める質問をしたい人〉
〈キャリアに関する質問をしたい人〉
3年11月:興味に関係なくインターンに参加できる最後のチャンス!
11月は興味のない企業へのインターンに参加できる最後のタイミングになります。ここでどれだけ多くの企業の理解を深めることができるかが、この後の本選考で大きな力を発揮します。
なんで興味のない企業のインターンにわざわざ参加するの?
じつは興味がない企業でもインターンに参加したほうがいい理由があります。
・自分の興味関心への理解を深め自己分析につながるから
・思い込みで興味がないと思っていると、持ち駒が増えないから
・第一志望の企業でないといけない理由を語るには、他の企業も知らないといけないから
駒を絞ることは大切ですが、しっかりとたくさんの企業に目を通してから絞りましょう!
3年12月:使いまわしができるWEBテストの結果を出そう!
年末になると、OB訪問やES提出などが落ち着いている時期になります。この時期は飲み会などの誘いが多くなり誘惑が多くなるタイミングです。だからこそ、年末を頑張ることができた人は4月にいいスタートが切れます。改めてですが、以下のことを心にとどめておきましょう。
やるべき時期にやるべきことを誰よりもやった人が内定を取れるのが就活
この時期には、WEBテストに向けた最終調整を行いましょう。冬インターンでWEBテストを課される企業を受けることで、4月に入ったときに使いまわせるWEBテストの結果を出せるかがポイントです。
3年1月:みんなが休む時にこそ自己分析をしよう!
年を明けると、いよいよあと3か月で就活が解禁です!
あと少ししか時間がない中で、何から手を付けていけばいいかな?
1月から2月末までは徹底的に自己分析を行い、最後の自己理解を深める時間に使いましょう!ここで自己分析を面接に耐えうるレベルまで完成していないと、4月に入ってからESは通るのに、全然面接は通過しないという悲惨な状況が待ち構えています。自己分析で完成させておきたいポイントとしては、以下の点です。
・弱みと弱みへの向き合い方
・周りの人からどういわれるか
・各時期ごとに強みを生かした経験
・自分の強みとその強みが育った環境的要因
・その業界を選んだ理由を過去の経験と絡める
・ガクチカで書いた内容に強みがどう生きているか
・志望する企業の部署での働き方とどのように強みが活かせるか
3年2月:まとまった時間が取れる最後のチャンス!
2月は大学のテストも落ち着き、まとまった時間が取れる最後のチャンスです。
大学によっては学内説明会が行われたり、最後に企業の情報取集を行えるタイミングだからこそ、ここから企業を絞っていきましょう。
企業を絞る際には、やりたいことも大切ですが、しっかりと給与なども見ておきましょう。企業を選べない就活生の多くは、優先順位をつけることができていません。絶対に欲しい点と妥協できる点を事前に優先順位付けしておくことで企業選び、ES提出の優先順位付けができるようになります。
3年3月:4月のスタートダッシュに向けて最終調整!
就活解禁に向けた最後のスパートです。4月からはESの提出など、いままでやってきたことを出し切る時間になるからこそ、足りないことをここで埋めておきましょう。
また、4月に入ってしまうと社会人は人事異動があるのでOB訪問が難しくなります。気になる企業について面接対策ができていない人は、3月中にOB訪問を完了しておくことをオススメします!
また、ESの提出ラッシュが始まるまでに、細かい点のチェックは済ませておきましょう。
【4年生】就活後半の流れについて【4月~6月】
4年4月:早い人はここで早期選考に進む
4月はESの提出とテストの受験で追われる月です。4月までにガクチカのベースを作り上げていないと、一つ一つのESを書くのに時間がかかってしまい結果として締め切りを過ぎることにつながります。
そうなると、当初受けようと思っていた企業にも受けることができなくなり、駒数が減ら続けます。そうならないように、ESのストックを蓄えておくこととテストセンターは使いまわせる状態にしよう!
ちなみに、早い人は4月で早期選考を受けて内定を持っている人もでてきます。
4月に内定を持った状態で第一志望に受けることができれば心の余裕はかなり変わります。そのために、各時期のインターンに参加して、声をかけてもらえるように頑張りましょう!
4年5月:面談と称して選考が行われる
5月の中旬ごろからはリクルーターなどから声がかかり面談に呼ばれる企業もあります。「面談」と言われますが、この結果によって面接に呼ばれる日程の順番が決まったり、何次面接から呼ばれるかが決まったりします。
6月に入ると一気に面接ラッシュになり、いろんな企業の面接へ行くことはもちろん、時間の使い方が難しくなります。
そのため、1回でも面接の回数を減らすことができれば、本命の準備や対策に時間を使えるので、面談と言われても気を抜かずに準備して挑みましょう!
4年6月:面接開始!毎日が面接ラッシュ!
6月になったら初週から面接が入ります。早い企業だと、6月の1週目で3回ほど面接が入って内定までいくスケジュールになります。
面接通過の電話が入ったタイミングで次の面接日程を決めていきます。そのため、予定がバッティングした場合はどちらかをずらす必要もありますし、受けられないなら面接は諦めてくださいということも言われます。
だからこそ、6月までに行きたい企業の優先順位を決めておくことがおすすめです。
また、1次面接と最終面接で求められていることが大きく違うことも理解しておく問でしょう。1次面接を突破できないと、面接経験がなかなか詰めなくて、成長ができない負のスパイラルに陥ってしまします。
〈1次面接対策〉
〈2次面接対策〉
まとめ:就活スケジュールの流れ
最後に本日お伝えした重要なポイントのおさらいです!
▶ インターンはそこまでの活動を振り返るいいチャンス!軌道修正をしよう!
▶ 早期選考に進めるように、インターンへの準備を最大化しよう!
コメント