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インターンに落ちた企業から本選考で内定をもらうまでにやったこと

インターンに落ちた企業から本選考で内定をもらうまでにやったこと インターン
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【こんな人にオススメの話】
 インターンに落ちたけど第一志望が諦められない人
 インターンで失敗したけど、本選考では見返したい人
3年生のみなさんは、夏から冬にかけて多くのインターンに挑戦していることと思います。
その中でも特に第一志望のインターンにはなんとしてでも参加したいと意気込んでいたと思います。

ですが、蓋を開けてみたら選考には落ち、お祈りメールをもらう日々。
「本当にこのままで本選考は大丈夫なのかな…?」と心配になりますよね。

でも、大丈夫です。
インターンと本選考は似て非なる選考です。

実際、私はインターンで落ちたけど本選考では受かった経験がありますし、そういう就活生を何人も見てきました。

今回は今不安を抱えているあなたに、どうすればそんな逆転が叶えられるのか、まとめました。
ぜひ最後まで読んでください。

インターンと本選考の違い

ゆう
ゆう

私だけでなく、見てきた就活生がなぜ逆転できたのでしょうか?そもそもインターンと本選考の違いを知っておきましょう!

インターンに参加したい理由と志望動機は別物

インターンでも本選考でもほとんどの企業でESの提出が求められます。
その内容はインターンと本選考で大きく違います。

【インターン】
⇒インターンに参加したい理由
【本選考】
⇒その企業を志望する理由

この2つは似ているようで大きく異なります。

まず初めに、インターンに参加したい理由は企業を知りたいからというのが一番な理由になります。しかし、本選考ではその企業でやりたいことを伝えることが必要です。

企業側の目線から見るとこの違いは一目瞭然です。インターンでは企業の宣伝が1番の目的なのに対して、本選考は会社に利益をもたらせる就活生を選ぶことが目的なのですから。

そのため本選考での通過率を上げるためには、事業レベルで企業を理解することがポイントとなります。

詳しくは「落ちる志望動機は「やりたいこと」と「できること」が書けていない」で説明をしているので、気になる人は読んでみてください!

求められるガクチカのエピソード数が違う

また、多くの場合インターンと本選考では書くべきガクチカの数が違います。

インターンの場合は多くても2つ程度のエピソードで足りますが、本選考では平均3つのエピソードが求められます。

そのため、90点のエピソードが1つしかない就活生より70点のエピソードを3つ持っている就活生の方が内定がとれるんです。

なぜインターンでは多くのエピソードを求めないのか?疑問に思う就活生もいると思うので少し補足します。

インターンでは企業の告知がメインとなるため、参加へのハードルが高くなる(ガクチカをたくさん書かせる)と誰も参加してくれなくなります。

一方で本選考はその人がどんな組織でも頑張れたのかを見たいと考えます。そのため、異なるエピソードをもとにさまざまな環境でも結果を出せるのかを見ようとするわけです。

ポテンシャルだけではなく、伸び代とマッチングが評価される

そして、インターンでは「今現在、ハイパフォーマか?」ということが選考のポイントですが、本選考ではハイパフォーマーであること以上に「伸び代とマッチング度合いはどうか?」という観点が評価の基準になります。

ハイパフォーマーとはパフォーマンス(能力)が高い人のこと

なぜ、同じ選考なのに評価の観点が違うのか?というともう分かりますよね?(笑)

インターンでは高いパフォーマンスを発揮する就活生が多いほど、その企業には優秀な人材が集まることをアピールできます。そうなれば、就活生は「この企業にはこんなに優秀な人が集まるのか!」と勝手に志望度を上げてくれるからです。

しかし、本選考は企業の一員になる人を選考する場です。どれだけハイパフォーマーでも、入社してすぐに辞めてしまうようでは採用するメリットはありません。

むしろ、本選考のタイミングでは能力が高くなかったとしても、今後伸びる姿勢があるか?企業とのマッチング度は高いか?ということが採用の基準となるので、違いを十分に理解しておくことが欠かせません。

実際にインターン後にやったこと

ゆう
ゆう

では、インターンと本選考の違いを理解した上で、実際にどんなことをすれば逆転できるのでしょうか?ここでは、実際に私がやったことを3つ紹介します。

内定者のESを読み漁って求められる内容を把握する

まず初めに、どんなESを書いていた人が内定を取っているのかを分析しました。

ESの分析を行う際には、過去のESが掲載されているワンキャリアユニスタイルを活用すれば十分な情報が集まります。

1つ1つのESを見ていき、その共通点を見つけます。具体的にはどのレベルの細かさで志望動機を書いているのか?どんな経験から志望しているのか?事業と志望動機の絡みはあるか?周りを巻き込んだ話と個人で頑張った話と、どのガクチカがいいのか?どんなプロセスを書いているガクチカが多いのかという点をまとめました。

この情報をもとにして、企業のHPにある求める人物像を具体化します。

そうすると、HPや説明会で聞く人物像だけでなく、どんな能力や経験をアピールすることが内定に近づくのか考えられるようになりました。

自己分析をしてマッチング度の高さを伝える

企業から求められている人物像への理解を深めた後は、自分自身のどんなエピソードが求められる人物像に近いのか考えます。

ここでやるべきことは「徹底した」自己分析です。

ここで「徹底した」と強調したのには意味があります。それは自己分析をしたのに自己理解が深まらない残念な就活生が多くいるためです。

徹底して自己分析を行うために大切なことは「自己分析は自分だけで行わない」ということ。

なぜなら自己分析の目的は「自分の知らない自分をなくすこと」だからです。

自分1人で自己分析をしていると、自分が考えられる質問でしか自己分析をすることができません。そうすると、先程の「自分の知らない自分をなくす」ということはいつまで経っても達成できません。

そこで私は就活本と他己分析をお願いして、徹底的に自分の知らない自分をなくすことでアピールすべきポイントを見つけることができました。

私の使った自己分析本が知りたい人は「【就活本】就活を始めたら絶対内定がおすすめの理由と上手な使い方」を読んでみてください。

OB訪問をして、やりたいことの壁打ちをする

企業の求める人物像を深く理解し、自分自身の理解も深めたら、最後は答え合わせをするためにOB訪問をします。

OB訪問の中では、自分だけ考えると時間がかかることを解決するために活用するといいでしょう。

私がOB訪問で必ず聞いたことは
・自分のやりたいことはどの事業との親和性が高そうか?
・自分のどんなエピソードが会社で働く際のどんな場面と似ているか?
・会社にいそうな人だと思われるためには、どんなポイントを強調できるといいか?

上記3つを必ず聞いていました。
そうすることで面接でも、最終的にどの話に落とし込めばより良いアピールに繋がるのか考えながら話をすることができました。

なぜ落ちた企業から内定をもらえたのか?

ゆう
ゆう

インターンで落ちてしまったあなたもどうやって逆転を狙うかイメージが湧いてきたのではないでしょうか?最後に、なぜ内定までたどり着けたかお伝えします!

アピールするポイントを変えたから

企業や自分自身への理解度が深まったことで、アピールしたいことではなく、アピールすべきことが分かり、企業へのマッチング度を高めることができました。

インターンで落ちた時にアピールしていたことは企業が求めていた人材とは違っていたわけですね。それが、しっかりと相手に合わせたアピールになったからこそ、内定につながりました。

やりたいこと(志望動機)がシャープになったから

そして、OB訪問を行ったことでHPやパンフレットだけでは分からない企業の事業内容への理解を深めることができました。

その結果、独りよがりのやりたいことではなく、いま企業が見ている方向性(=事業内容)と重なっていることをアピールできました。

「いろんなことをやってみたい」だけでなく、その中でも特に「これがやってみたい!なぜなら事業に絡めることができる(その企業の強みを生かせる)から」と自信を持って伝えられたのが大きかったです。

本気で行きたいと思えたから

最後に最も大切なことは「一度落ちても、その企業を諦めない心を持ち続けること」です。

本気でいきたかったからこそ1度の失敗だけで諦めずに挑戦できました。その中での準備の質も高めることができました。

みなさんがインターンで落ちた企業もきっと、1度の失敗で諦められる企業じゃないはずです。

最後に私が大切にしていた言葉をお伝えします。

悔しいと思ったらまた強くなれる。

サッカー元日本代表:中村俊輔

これはサッカー元日本代表の中村俊輔選手がワールドカップメンバーに当選確実と思われていた矢先に落選したときの言葉です。

悔しいと思い続けている限り、きっとあなたは頑張ることができるでしょう。ぜひこれを読んだみなさんが、また1歩踏み出してくれることを期待しています。

まとめ:本選考で逆転内定を取る方法

ゆう
ゆう

最後に本日お伝えした重要なポイントのおさらいです!

 インターンと本選考の違いを把握しよう!
 企業と自己の理解を深めよう!
 絶対に諦めない気持ちを持ち続けよう!

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