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就活浪人のキャリア論 ─ 運営者「ゆう」
就活浪人を経てベネッセ・リクルートから内定。
300名超の就活相談から得た「自分を正確に伝える力」を発信しています。
■ 「第一志望ですか?」に正直に答えるべきか迷っている人
■ 「第一志望です」と言い切れるだけの準備ができているか不安な人
■ 複数社の選考が進んでいる中でどう答えればいいか分からない人
「弊社は第一志望ですか?」は面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。「正直に答えるべきか」「嘘をついて大丈夫か」と迷う就活生が多いですが、答え方は一つです。

「第一志望ですか?」という質問への答え方と、その答えに説得力を持たせる準備方法を解説します。
「第一志望ですか?」への基本的な答え方
💡 基本の答え方
「(面接時点では)第一志望です」と伝えましょう。
2番手ですと言われて嬉しい面接官はいません。また、内定後に志望順位が変わることもあるため、「面接時点では」という前提を持ちながら第一志望と伝えることは何ら問題ありません。
複数社の最終選考が進んでいる状態でも答えは同じです。各面接の場において「やりたいことが最もできる会社」として誠実に向き合っていれば、第一志望と伝えることは嘘ではありません。
「なぜ第一志望なのか」への答え方
「第一志望です」と答えた後に「なぜ第一志望なのか」と深掘りされた時、説得力のある回答に必要なのは以下の2つです。
💡 「なぜ第一志望か」の説得力を作る2つの要素
① やりたいことが明確であること
どんな人のどんな課題を解決したいかが言語化されているか
② 御社が最もやりたいことに近いことをしているという企業分析ができていること
競合他社との比較の上で、この会社が最もやりたいことを実現できる場所であることを説明できるか
→ この2つが説明できること=志望度が高いと思ってもらえます
「第一志望でなければ内定を出しません」と言われた時
💡 対処法
「第一志望のため問題ありません」と言い切りましょう。
他の企業の選考辞退の連絡を入れさせることはできません。
⚠️ 他社の選考辞退を要求してくる企業は要注意
仮に他社の選考辞退を求めてくるようであれば、その企業に入社して良いのかを改めて考えることも必要です。就活生の選択肢を制限しようとする行為は、企業文化の観点からも慎重に判断しましょう。
「第一志望です」と自信を持って言える準備の方法

「第一志望です」と言い切れるかどうかは、準備量・理解の深さで決まります。
「ここまであなたの企業のことを理解している」という真剣さを示すことが、「第一志望」という言葉に説得力を持たせる唯一の方法です。
💡 真剣さを示す具体的な方法
① OB訪問の数と内容を伝える
「〇名の社員にOB訪問をさせていただき、〇〇という御社らしさを感じました」と具体的に話せると説得力が増す
② 中期経営計画から感じた同業他社との違いを伝える
「中期経営計画を拝見し、競合の〇〇社と比較して〇〇という点に御社の強みを感じています」と言えると、深い企業理解が伝わる
「第一志望」と伝えた後の面接の流れを想定した準備
「第一志望です」と答えた後、多くの場合で以下のような質問が続きます。事前に回答を用意しておきましょう。
💡 「第一志望です」の後に来やすい質問と準備
「なぜ第一志望なのですか?」
→ やりたいことが最もできる会社であることをビジネスモデルの違いで説明する
「他にはどんな会社を受けていますか?」
→ 共通する軸で繋がりのある会社を答える。共通点が説明できない場合は言わなくていい
「内定が出たらすぐに承諾してもらえますか?」
→ 「承諾期限までにしっかり判断した上でお返事します」が誠実な回答
「第一志望」と言い切れるための企業研究チェックリスト
「第一志望です」という言葉に説得力を持たせるためには、以下の内容を答えられる状態にしておく必要があります。
💡 第一志望と言い切るための企業研究チェックリスト
✔ その企業のビジネスモデルを競合他社と比較して説明できるか
✔ 中期経営計画から今後の事業方向性を把握しているか
✔ OB訪問を何人かに行い、社員の生の声を聞いているか
✔ 「この会社でないとやりたいことが実現できない理由」を一言で説明できるか
✔ 自分の強みがその企業のどの業務で活きるかを具体的に言えるか
これらに自信を持って答えられる状態になれば、「第一志望です」という言葉が自然と説得力を帯びてきます。
「第一志望です」と言い切れない就活生へ
「本当に第一志望かどうか自信がない」という就活生もいると思います。しかし「まだ決めていない」という状態で面接に臨んでも、回答に説得力が生まれません。
まずは「なぜその企業を受けているのか」の理由を言語化することから始めましょう。受けているということは何らかの興味があるはずです。その興味の根拠を掘り下げていくと、「この会社だからこそ」という軸が見えてきます。
💡 「第一志望かどうか分からない」を解消するための問いかけ
・なぜこの会社のインターン・説明会に参加したのか?
・他のどの会社よりもこの会社でやりたいことが実現できると感じた理由は何か?
・この会社に落ちたら本当に悔しいと思えるか?
これらに答えられるなら、その感覚こそが「第一志望」の根拠になります。
面接ラウンドごとの「第一志望」の伝え方の変化
一次・二次・最終と面接が進むにつれて、「第一志望です」という言葉の重みへの期待が高まります。
💡 ラウンドが上がるにつれて準備すべき内容
一次面接:「第一志望です」と言い切れれば十分。理由の準備は基本レベルでOK
二次面接:業界との比較・業務内容とのマッチングまで説明できる状態にする
最終面接:OB訪問の数・中期経営計画の理解・競合との差別化まで具体的に話せる状態にする

内定後に志望順位が変わった場合の対処法
「面接時点では第一志望」と伝えていたものの、複数の内定が出た後に志望順位が変わることはあります。その場合は誠実に対応することが大切です。
💡 内定後に志望順位が変わった時の対処法
辞退する場合:必ず電話で誠実に辞退の連絡を入れる。「面接時点では第一志望でしたが、熟慮の結果、他社に進むことを決めました」という誠実な伝え方でOK
承諾する場合:承諾期限内にしっかり判断した上で連絡する。社員訪問などを活用して入社後のギャップを減らしておく
面接で「第一志望」と言っていたこと自体は嘘ではありません。その時点での本音で答えていたことと、最終的な判断は別物です。
最後に重要なポイントのおさらいです!
💡 重要なポイントのおさらい
✔ 基本は「第一志望です」と言い切る。2番手と言われて嬉しい面接官はいない
✔ 内定後に志望順位が変わることもあるため「面接時点では」という前提で問題ない
✔ 複数社の選考中でも答えは同じ。各面接に誠実に向き合っていれば嘘ではない
✔ 説得力を出すには「やりたいことの明確さ×企業分析の深さ」が必要
✔ 「第一志望でなければ内定を出さない」には「第一志望のため問題ありません」と言い切る
✔ 他社の選考辞退を求めてくる企業には慎重に対応する
✔ OB訪問の数・中期経営計画の理解が「真剣さ」の証明になる






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