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就活浪人のキャリア論 ─ 運営者「ゆう」
就活浪人を経てベネッセ・リクルートから内定。
300名超の就活相談から得た「自分を正確に伝える力」を発信しています。
■ 他己分析のやり方が分からない人
■ 自己分析をしたが自分の強みに自信が持てない人
■ 面接で「他者からどう見られているか」を聞かれた時に答えられない人
自己分析をしっかりやったつもりでも「これが本当に自分の強みなのか自信が持てない」という就活生は多いです。そんな時に有効なのが他己分析です。
他己分析とは、自分以外の人に「自分がどう見えているか」を聞くことで、自己分析を補強・検証するプロセスです。

他己分析は自己分析の「答え合わせ」です。自分が思う自分と他者が思う自分のズレを確認することで、面接で自信を持って話せるようになります。
他己分析をすすめる3つの理由
💡 他己分析をすすめる3つの理由
① 自分の強みが他者からも感じてもらえるかを把握できる
自己分析で見つけた強みが、周囲にも同じように伝わっているか確認できます。
② 自分が覚えていない具体的なエピソードを教えてもらえる
他者の視点から、自分では忘れていた場面やエピソードが出てくることがあります。
③ 面接で「他者からどう言われますか?」という質問に自信を持って答えられる
面接でも頻出の質問です。他己分析をしておくことで根拠のある回答ができます。
他己分析はいつやるべきか
他己分析は自己分析を一通りやった後に実施することをオススメします。いきなり他己分析から始めても、何を確認したいのかゴールが見えないため、あまり意味のある内容になりにくいです。
💡 他己分析の正しいタイミング
①自己分析で「自分が思う強み・価値観」を言語化する
↓
②他己分析で「他者が思う自分の強み・特徴」を収集する
↓
③一致しているか・ズレているかを確認して自己分析を補強する
誰に聞くべきか
他己分析は以下の人たちに聞きましょう。複数のコミュニティにわたって聞くことで、より客観的な自分の姿が見えてきます。
💡 他己分析を依頼すべき相手
・近しい友人(複数のコミュニティがある場合はすべてで確認するのが望ましい)
・先輩・後輩
・遠い友人(インターンなどで出会った人)
・親
・兄弟
関係性によって聞く内容を変える必要はありません。同じ質問を複数の人に聞くことで、共通して出てくる回答が「本当の自分」に近い情報になります。
何人に聞けばいいか
各グループ・関係性ごとに2〜3人ずつ聞けるとベストです。人によっては全く異なることを言うケースもありますが、複数人が類似したことを言っているのであれば信憑性が増します。信憑性があれば面接でも自信を持って話せるようになります。
何を聞けばいいか:4つの質問リスト
関係性に関わらず、以下の4つの質問を使いましょう。
💡 他己分析の4つの質問リスト
①「私らしさ」は何だと思いますか?
(ポジティブ・ネガティブの両方について)
②それはなぜそう思いますか?どんな場面でそう感じましたか?
(具体的なエピソードを引き出すための質問)
③特に他の人より良いと思う部分があれば教えてください
(強みの裏付けを得るための質問)
④よりこうなったら良いのにと思う改善点があれば教えてください
(弱みの客観的な把握のための質問)
自己分析と他己分析の結果がズレていた場合

私自身も他己分析で自己分析とズレが出たことがあります。「仲のいい人とそうでない人で見られ方が違う」ということに気づいたケースです。
💡 一致していた場合・ズレていた場合の対処法
一致していた場合:そのまま面接で自信を持って伝えてOK
ズレていた場合:再度自己分析をし直すことが必要。基本的に「自分が思う自分」より「他人が思う自分」が正解です。なぜその差が生まれているのかをまず考えてみましょう。
⚠️ ズレが生まれる原因として多いパターン
・仲のいい人とそうでない人で見られ方が違う
・特定のコミュニティ(バイト・サークル等)でしか発揮されていない強みを全体の強みだと思っていた
・自分では弱みだと思っていたことが、他者には強みとして映っていた
他己分析の結果をESや面接に活かす方法
他己分析で得た情報は主に以下の2つの場面で活用できます。
💡 他己分析の結果の活用場面
① 「他者からどう言われますか?」という面接質問への回答
他己分析の結果をそのまま使えます。「〇〇から〇〇と言われることが多く、実際に〇〇という場面でもそう感じました」と具体的に答えられます。
② 自己PRやガクチカの強みの裏付け
「自分では〇〇という強みがあると思っており、周囲からも同様のフィードバックをもらっています」という形で、自己評価と他者評価が一致していることを示せます。
他己分析の結果の整理方法
複数人から他己分析の結果を集めた後、そのままにしておくと活用できません。以下の手順で整理しましょう。
💡 他己分析の結果を整理する3ステップ
STEP1:複数人の回答に共通するキーワードを抽出する
複数人が似たようなことを言っていた場合、そのキーワードに丸をつける。これが「他者から見た自分の本質」に近い情報です。
STEP2:自己分析の結果と比較する
自分が思う強みと他者が感じる強みを並べて一致・不一致を確認する。一致していれば自信を持って使える。不一致であれば自己分析を見直す。
STEP3:面接・ESで使えるエピソードに落とし込む
「他者から〇〇と言われる」という事実に加えて、「具体的にどんな場面でそう言われたか」のエピソードをセットにしておく。
他己分析をお願いする際のコツ
他己分析を依頼する際は、いきなり「私の強みを教えて」とお願いするより、事前に以下を伝えておくとより深い回答が返ってきます。
💡 依頼時に伝えておくべきこと
・就活の自己分析に使いたいこと
・正直な意見が欲しいこと(良いことだけでなく改善点も)
・具体的な場面やエピソードも一緒に教えてほしいこと
目的を伝えることで、相手も「就活に役立つ情報」として考えてくれるため、より具体的で有益な回答が返ってきやすくなります。

他己分析で集めた情報のESへの落とし込み方
他己分析で得た情報をESに活かす際は、「他者から言われた言葉をそのまま書く」のではなく、自己分析の結果と組み合わせて一貫性のある強みの説明を作ることが大切です。
💡 他己分析をESに落とし込む書き方の例
NG例:「友人から『〇〇な人だ』と言われます」(他己分析の結果を貼り付けるだけ)
OK例:「私の強みは〇〇です。この強みは〇〇のアルバイトでの経験から自覚するようになり、複数の友人からも同様のフィードバックをもらっています」(自己分析+他己分析の一致を示す)
最後に重要なポイントのおさらいです!
💡 重要なポイントのおさらい
✔ 他己分析は自己分析を一通りやった後に実施する
✔ 近しい友人・先輩後輩・遠い友人・親・兄弟に聞く。各グループ2〜3人がベスト
✔ 質問は4つ:私らしさ・その根拠・良いと思う部分・改善点
✔ 「自分が思う自分」よりも「他人が思う自分」が正解
✔ ズレがあれば自己分析をやり直してズレの原因を考える
✔ 複数人が同じことを言っていれば信憑性が増し、面接で自信を持って話せる




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