魅力的な志望動機を書くために知っておきたいこと
魅力的な志望動機を書くためには、そもそもなぜ魅力的な志望動機を書くべきかを知っておくことが大切です!
落ちる志望動機って何?
志望動機を書いてみたものの、なんだかしっくりこない…という人は多いと思います。
なぜなら、受かる志望動機と落ちる志望動機の違いが分からないからです。
受かる志望動機を作るためには、落ちる志望動機の特徴を1つ1つ排除しましょう。
落ちる志望動機には以下のような特徴があります。
・体験が伴わない内容
・他の企業でもできる内容
上記の特徴が1つでもある志望動機は魅力的にうつりません。
なぜなら、これらの特徴に当てはまる志望動機は誰でも書ける志望動機だからです。
では、どう書けばいいか?
それは落ちる志望動機と逆のことをすればいいのです。
つまり受かる志望動機とは、以下の3つを押さえた志望動機です。
・志望する理由に共感できる
・会社の考えていることと同じ方向を向いている
なぜ企業は志望動機を課すのか?
そもそも、企業は会社の利益を生み出すための方法の1つとして採用活動を行います。
つまり、「会社に利益をもたらす人材」を採用します。
では、会社に利益をもたらす人材とはどんな人材でしょうか?
大きく分けると2つの観点を兼ね備えた人材です。
・会社に長く勤めてくれる人材
ただし、ここでいう「企業への思いの大きさ」とは、「その企業がいかにいい企業か?」を伝えることではありません。
「企業への思いの大きさ」とは「企業と私は同じ方向を見ています」ということを伝えることです。
「企業と同じ方向を見ていること」を伝えるには以下のポイントを活用しよう。
2.共感するに至った原体験を伝える
3.原体験からやってみたいこと/実現したいことを伝える。
では、それぞれのポイントをどのように伝えていけば魅力的になるのか、3つのコツについてチェックしてみましょう!
志望動機を魅力的にする3つのコツ
魅力的な志望動機を書く重要性は分かったけど、実際にどうやって書けば魅力的な志望動機になるのか気になりますよね?ここでは志望動機を魅力的にするための3つのコツを伝授します!
話を具体的に書く
話を具体的に書くためには、以下のポイントを意識しましょう!
・課題に対する解決策/実現したいことを書く
※人材業界≒求職者と企業をマッチングさせる業界
つまり、「具体的に書く」とは「○○業界を志望する。なぜなら××を解決したいから。」ということを伝えることがポイントです!
読み手が共感できる経験を書く
志望動機を先輩に見せたら、「誰でも書けそう」と言われた経験はありませんか?
それは、あなたの経験が書かれていないからです。
読み手が共感できる志望動機とは、「そう考えるはずだよね」と読み手に思わせる志望動機です。
共感を呼ぶ志望動機を書くコツは「実体験を織り込む」ことです。
先ほどの「話を具体的に書く」では、以下の例を提示しました。
つまり、上記の例には「そう考えるはずだよね」という実体験が含まれていないのです。
「実体験を踏まえる」ということは「○○業界を志望する。なぜなら××を解決したいから。△△を経験したから。その経験から××の解決には○○業界である必要があるんですよ。」ということを伝えること。
実体験を加えてみるととても魅力的な文章に変わります。
しかし、意識して実体験を盛り込むことは他の就活生には書けない魅力的な文章になります。
そして、実体験こそが企業への思いの裏付けになります。
会社の考えと同じ方向を示す
最後は会社と同じ方向性であることを伝えることについてお伝えします。
ここまで書いた内容で読み手を納得させることができます。
しかし、それは企業が同じ方向を示しているという前提があるからです。
改めてですが、企業が人材を採用するのは長く勤めて利益を出してほしいからです。
そして、そのためには企業と同じ方向を向いていることを伝える必要があります。
ポイントは「私は企業と同じ方向を見ているからお互いにとってWin-Winですよ。業界だけじゃないですよ。」と伝えること。
そのためには以下のようなものとの共感を示す方法がある。
・企業の歴史(事業拡大の変遷)
・社員・社長のインタビューの言葉
・中期経営計画において近年拡大している事業領域
これらすべてが会社の進む方向を示しています。
企業はここに共感してくれる人材を求めているからこそ、上手く伝えることでWin-Winの関係を示すことができる。
例えば人材業界のリクルートキャリアを志望するなら、HPから理念を確認します。
この企業理念と結びつくポイントを改めて考え直してみることで、「○○業界だから」から「貴社だから」に変わります。
一番初めに書いた志望動機と比較すると、その差は一目瞭然ではないでしょうか?
まとめ:なぜあなたの志望動機は魅力的じゃないのか?
最後に本日お伝えした重要なポイントのおさらいです!
2.読み手に共感を演出するために自分の経験をもとに志望動機を書こう!
3.最後には会社と同じ方向を見ていることを書いて、Win-Winの関係を伝えよう!
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