自己分析をするためにモチベーショングラフをオススメされた人は多いはずです。
しかし、モチベーショングラフについてこんなことを思った人はいませんか?
モチベーショングラフってどうやって書けばいいの?
そもそも、モチベーショングラフって書いて何の役に立つの?
私はモチベーショングラフを書いてみたもの、全く就活に活かせずに時間だけを無駄にした経験があります。
なぜ活かせなかったかというと、モチベーショングラフを書くことが目的になっていて、活用する目的が抜けていたからです。
皆さんの中にも、大学の先輩や社会人からモチベーショングラフを書いてみるといいよと言われたことがあるかもしれません。でも、書き始めてみる前にちょっとだけ立ち止まってください。
なぜモチベーショングラフを書くことが大切なのでしょうか?
そもそも、モチベーショングラフって就活に役立つのでしょうか?
この質問に即答できる人はこの記事は読み飛ばしてOKです!
もし即答できなければ、私のように時間を無駄にする可能性がある人です。
この機会にモチベーショングラフについて理解を深めましょう!
★なぜモチベーショングラフを書くべきなのか?
★どのようにモチベーショングラフの書けばいいのか?
★内定者はどのようにモチベーショングラフを活用したのか?
なぜモチベーショングラフを書くべきなのか?
ガクチカのヒントを探すため
モチベーショングラフでやる気が高かった出来事というのは、あなた自身が頑張った可能性の高い出来事でもあります。
なぜならやる気が高かったということは、以下に該当する出来事だからです。
・自分らしさがあらわれた
・取り組んでみたいと感じた
上記は、ガクチカとして書く上で必要な要素がつまった経験です。
だからこそ、モチベーショングラフを書くことはあなたのガクチカを書くヒントを見つけることにつながります!
自己PRのヒントを探すため
面接官に自己PRをするためには、あなたの強みをハッキリ理解することが何よりも大切です。
強みをハッキリ理解するためは、今でも過去でも発揮されている強みを整理する必要があります。だからこそ、今だけでなく過去についても考えるモチベーショングラフは自己PRのヒントを探すのに役立つというわけです。
特にダメな就活生の自己PRは単なる強みの説明だけで、過去にも発揮された力について証明されていません。つまり、以下のような自己PRをすると、内定につながらない自己PRになるので注意しよう。
・ガクチカで発揮された強みと関係のない自己PR
・社会人としては楽さいい役に立隊地あらの自己PR
過去から現在にかけて発揮され続けている自分の強みを見つけるためにも、モチベーショングラフを上手く活用しよう!
自分に合った企業探しのヒントを探すため
当たり前ですが、みなさんは自分に合った企業で働きたいですよね。
では、自分に合った企業とはどんな企業でしょうか?
お金がたくさんもらえる企業がいいです!
休みが多い企業がいいかなぁ?
めっちゃくちゃ成長できる企業っしょ!
お金・休み・成長などがある企業がみなさんに合った企業でしょうか?残念ながらそう考えている人はあなたに合った企業に入れる可能性はないです。
なぜなら、あなたが欲しいもの=あなたに合ったものではないからです。
私はこれを、「無いよりあった方がいい理論」と呼んでいます!
お金はないよりもあったほうがいい
休みもないよりあったほうがいい
成長もないよりあったほうがいい
でも、そのすべてを叶えてくれる会社など世の中に存在しません。
何より、会社は与えられるのを待っている人に内定を出しません。
では、もう一度聞きますが自分に合った企業とはどんな企業でしょうか?
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自分に合った企業とは、自分が結果を出すうえで必要な条件が整っている企業と言い換えることができます。
そして、人によって結果を出すうえで必要な条件(=経験)は様々あります。
・オンとオフがハッキリしていることで、上手くいった経験
・競い合うことで、やり切った経験
どんな環境があればあなたが結果を出せるのか知れば、その環境が整っている企業を探すだけ。
だからこそ、モチベーショングラフであなたが活躍できる環境を理解できれば企業探しのヒントなるでしょう!
失敗しない就活を送るため
ここまでいろいろな理由を伝えましたが、モチベーショングラフを作ることは失敗しない就活を送るために最も重要な役割を果たしてくれます。
なぜなら自分のモチベーションの浮き沈みを理解することは、就活中のモチベーションを維持するときにも役立つからです。
どんな就活生でも100戦100勝はあり得ないです。
私も就活でお祈りメールを貰った経験がたくさんあります。
気持ちが沈んで、就活が嫌になる瞬間もありました。
でも、気持ちが沈み続けることはありませんでした。
なぜなら失敗して上手くいかないときには、自己啓発本を読むとそのあとの行動が上手くいくことを理解していたから。
みなさんはどんな時にモチベーションが上がって、どんな時に下がるか言えますか?
やる気をコントロールするために、モチベーショングラフを書いて自分を理解しよう!
どのようにモチベーショングラフを書けばいいのか?
表を作る
まずは線を記入できるA4の用紙を準備しましょう!
時系列で自分の経験が書けるように小学校以前~大学まで分けて、モチベーションが高い・低いを書けるように上下で分けよう。
モチベーションを線にする
表が完成したら、以下の手順でグラフを作成しよう。
1.時系列ごとに過去の出来事を振り返る
2.その出来事をモチベーションで分ける
3.点をつける
4.すべての出来事位に転をつけたら戦で結ぶ
過去の経験を振り返るときのポイントは以下の4つ。
・役に立たなそうなことでも必ず振り返る
・良かったことだけでなく、悪かったことも振り返る
・思い出せないときは、卒業アルバムや手帳などを見返す
出来事を詳しく書く
点を線で結んだら、次は点の1つ1つを出来事を具体的に振り返ろう。出来事を具体的に振り返れば振り返るほど、モチベーショングラフを使う意味が増す。
出来事を具体的に振り返るためのポイントは以下の4つ。
2.出来事を通して、自分のどんな価値観に影響を与えたのか
3.同じような出来事はなかったか?
4.ある経験が他の経験につながったことはないか?
出来事を適当に振り返ってしまうと、まったく意味のないモチベーショングラフになる。焦らずじっくり時間をかけて振り返ろう!
どのようにモチベーショングラフを活かせばいいのか?
出来事の共通点から強み・やりたいことを考える
記憶に残ってる出来事の共通点を探すことで、「強み」や「やりたいこと」を見つけることができる。
共通点を探すときに気をつけたいのは以下の3つ。
・どんな環境だと自分らしく振る舞えたか
・嫌なこと、避けたいことは何か?
強み・やりたいことから働き方・業界を考える
「強み」と「やりたいこと」が見えてくれば、自分に合った「働き方」や「業界」を探すことができます。
「自分に合った」ということは「活躍できる可能性が高い」ということができます。面接官を納得させるためには、過去の経験を話すことが1番の近道です。
上記の例では、「相手を動かすコミュニケーション」や「失敗を活かせる」働き方として「様々なお客さんと関われる」や「裁量権がある」ことを大切にしています。
コミュニケーションが好きだからこそ、コミュニケーションが多い環境だと力が発揮される。裁量権があるからこそ失敗がに大きくかかわり、その後の大きな成功につながる。だからこそ、自分に合った仕事だと結果を出せると伝えられます。
ただし「強み」や「やりたいこと」を理解するだけでは、世の中にどんな働き方や仕事があるのかまでは分からないです。
「自分に合った」ことを証明するためには、必ず企業の理解が必要です。企業理解を深めたい人には「業界地図」がオススメなのでぜひ一読してください!
まとめ:モチべーショングラフ
★なぜモチベーショングラフを書くべきなのか?
―ガクチカのヒントを探すため
―自己PRのヒントを探すため
―自分に合った企業のヒントを探すため
―失敗しない就活を送るため
★どのようにモチベーショングラフの書けばいいのか?
―表を作る
―モチベーションを線にする
―出来事を詳しく書く
★内定者はどのようにモチベーショングラフを活用したのか?
―出来事の共通点から強み・やりたいことを考える
―強み・やりたいことから働き方・業界を考える
モチベーショングラフはただ書くだけではなく、どのように活用するのかが大切です。
過去の経験をベースに話せれば、面接の通過率もグッと高まるのでぜひモチベーショングラフを活用してみましょう!
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