自己分析

強みがないのは探し方の問題?正しい見つけ方と伝え方【ワークシート付】

強みがないのは探し方の問題?正しい見つけ方と伝え方【ワークシート付】自己分析
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【こんな人にオススメの話】
強みを探してみたけど全然見つからない人

なぜあなたは強みが見つからないのか?

田中さん
田中さん

強みを見つける前に・・・なぜあなたは強みが見つからないのか、その理由をお伝えします。強いが見つかる考え方にマインドチェンジしましょう!

自分に強みなんてないと思い込んでいる

あなたは「自分に強みなんてない」と思い込んでいませんか?「強みが無い」というのは間違った思い込みです。どんな人にも必ず強みはあります。

この記事を見つけて読んでくれている方は「本当か?」と思うかもしれません。

実は私も就活をしていた時はなかなか強みが見つからなくて苦労していました。しかし、最終的には私にも強みは見つかりましたし、その強みがあるからこそ、どんな業界で働くことがいいのかも見えてきました。

では、なぜ強みが見つからなかった私が、強みを見つけることができたかというと「正しい自己分析」を行ったからです。

正しい自己分析とは、単に過去を振り返る作業ではありません。
現在から過去までの自分を貫く一本の軸を見つけることが正しい自己分析です。

正しい自己分析を行うためには、一つだけ前提があります。
それは、自分には「強みなんてない」なんて思わないことです。

強みを周りの誰かと比較して探している

強み」というのは誰かと比較して良いか悪いかという相対的なものではありません。むしろ自分の中での性格と比較して、ある一面が他の面よりも良く表れる「相対的」なものが「強み」です。

就活が始まった当初、私に強みが無いと感じていたのは、誰かと比較して強みを見つけようとしていたからです。しかし、その考え方では永遠と強みを見つけることはできませんことはできません。

やるべきは、自分の理解を深めることです。自分にはどんな特徴があるのかを考えることです。

弱みは弱みでしかないと思い込んでいる

みなさんの中には「弱み」は「弱み」だと勘違いしている人はいませんか?
弱み」というのは「強み」の裏返しでもあります。
例えば以下のように「弱み」を「強み」に言い換えることができます。

「飽きやすい」は「いろんなことに興味がある」
「決断力が無い」は「慎重派」
「腰が重い」は「リスク管理ができる」
このように、弱みは強みと言い換えることができます。
誰しも、強みがあれば弱みがあります。弱みがあれば強みもあります。
自分に弱みしかなくて、考えるのが嫌だなぁという人は考え方を変えて、ぜひ自分の「強み」を探してみましょう!

強みの正しい見つけ方と伝え方

田中さん
田中さん

強みは自分との比較で見つけることはわかったと思いますので、ここでは、その強みの見つけ方と伝え方について解説します!

振返りのワークシートはこちらよりダウンロードできます。

小学校~大学まで記憶に残っているイベントを洗い出す

まず、小学校から大学まで記憶に凝っているイベントを洗い出しましょう。自分の「強み」が何かを探す前に、良いこと悪いことも含め様々な活動を振り返りましょう!

なかなか思い出せない人は以下の活動を振り返ってみましょう!

  • 部活
  • 放課後
  • サークル
  • 友人関係
  • アルバイト
  • 委員会活動
  • ボランティア
  • 勉強(定期テスト)
  • クラブ活動(小学校)
  • 学校行事(運動会・文化祭・球技大会・学祭・修学旅行)

それでも、思い出せない人は子どものときの写真手帳卒業アルバムなど過去のものを見返すと思い出すきっかけになります。私も思い出すのにかなり時間がかかりましたが、1回です全てを思い出そうとせず、何回かに分けて行うことがオススメです。

【私の伝え方】
記憶に残ったことを一つ取り上げると、高校での部活動が一番記憶に残っています。

「なぜ」イベントが記憶に残っているのかを洗い出す

次に、「なぜそのイベントが記憶に残っているのか洗い出しましょう。イベントが記憶に残っているということは、何かしらあなたの記憶に残る理由があったということです。

記憶に残っている理由として、以下の観点がないか確認をしてみましょう!

  • 喜んだことはないか?
  • 辛かったことはないか?
  • 嬉しかったことはないか?
  • 悲しかったことはないか?
  • 悔しかったことはないか?
  • 苦しかったことはないか?
  • 寂しかったことはないか?
  • 楽しかったことはないか?

自分の感情が動いたことが、そのあとの行動に繋がることはよくあります。ここで、感情の動きを振り返ると、「強みの原体験」を探し出すときのヒントになります。

【私の伝え方】
記憶に残ったことを一つ取り上げると、高校での部活動が一番記憶に残っています。その理由は、部活で大きなけがをして選手として活動することはできなくなり、マネージャーとして活動することになったからです。

思い出すのは大変ですが、頑張りましょう!次のステップで半分です!

「どんな」行動をそこで取ったか振り返る

ここまでくれば半分が完了です!

ここでは「どんな行動をその時に取ったか振り返りましょう!
なぜなら、面接では「行動」を通して「強みの裏付け」を行うからです。言い換ると、「自分がとった行動」か「相手がとった行動」をかを分ける必要があります。

気持ちが動いた理由が誰の行動がもとになっているのか?をしっかりと把握しましょう。

  • 相手が自分に取った行動で心が動いたのか
  • 自分が(相手に)取った行動で心が動いたのか
【私の伝え方】
記憶に残ったことを一つ取り上げると、高校での部活動が一番記憶に残っています。その理由は、部活で大きなけがをして選手として活動することはできなくなり、マネージャーとして活動することになったからです。選手ではなくなったので、つまらない毎日でした。その中でも何が自分に出来そうか周りを見るようになりました。そこで、マネージャーになったときに選手目線のサポートを行うようになりました。

行動の洗い出しができれば、あとはその裏にあったの「思い」「考え」を洗い出すことができます。
逆に言うと、「思い」「考え」を洗い出すためには、行動が出てこないと洗い出すことはできません。

「どんな思いで」その行動を取ったか洗い出す

ここからは、あなたの強みを裏付ける行動の部分を深堀します。

そのためにはどんな思いでその行動を取ったのかを把握しましょう。
行動が見えれば、その裏にどんな思いがあったのか見えてきます。

とはいえ、どんな思いだったのかを振り返るのは簡単なことではありません。

【思いを振り返るのが難しい時】
1番初めに行った「『なぜ』イベントが記憶に残っているのか?」を再度見直しましょう。

ここに考えるためのヒントが隠れている可能性が高いです。

【私の伝え方】
記憶に残ったことを一つ取り上げると、高校での部活動が一番記憶に残っています。その理由は、部活で大きなけがをして選手として活動することはできなくなり、マネージャーとして活動することになったからです。選手ではなくなったので、つまらない毎日でした。その中でも何が自分に出来そうか周りを見るようになりました。そこで、マネージャーになったときに選手目線のサポートを行うようになりました。なぜなら、マネージャーが選手目線まで届いていない活動に目が留まったからです。その時は、少しでも選手の練習の質が上がるサポートが出来ればと思い、サポートをしました。

各時期の「共通点」を見つけ出す

最後に、小学校~大学まで、各時期の「共通点」を探しましょう。

面接ではあなたの強みに再現性があるか確認をするために、過去にも同様の強みが発揮されていたか確認されます。

【面接で伝えるためのポイント】
幼い時から大学までの期間を出来る限り一貫した強みを探し出すことがポイントです

強みの一貫性

特に過去にさかのぼればさかのぼるほど、インパクトは小さいものになりますが、インパクトの大きさは気にしなくて問題ないです。小学生からインパクトの大きなことをやっている人がどれほど少ないかは考えるまでもないでしょう。

【私の伝え方】
記憶に残ったことを一つ取り上げると、高校での部活動が一番記憶に残っています。その理由は、部活で大きなけがをして選手として活動することはできなくなり、マネージャーとして活動することになったからです。選手ではなくなったので、つまらない毎日でした。その中でも何が自分に出来そうか周りを見るようになりました。そこで、マネージャーになったときに選手目線のサポートを行うようになりました。なぜなら、マネージャーが選手目線まで届いていない活動に目が留まったからです。その時は、少しでも選手の練習の質が上がるサポートが出来ればと思い、サポートをしました。この経験は小学生のころからも発揮されています。小学生の頃は、スポーツで上の学年に呼ばれて、とてもよくしてくれたことで、自分が最高学年になった時にも下の学年から上がってきた選手に良くするように面倒を見ることが多かったです。

どんな環境があなたの強みを作ったか考える

最後には、「どんな環境があなたの強みを作ったのかを振り返りましょう。

面接官が知りたいのは強みの再現性です。強みが生まれた源を伝えるためにには過去の行動ではなく「環境」に着目しましょう。強みの再現性の信頼度を高めるために「強みが生まれた環境」を伝えることが出来れば完璧です。

人が何か行動をするようになるきっかけは以下の2つだけです。

  • マイナスな経験から後悔して(失敗して)行動するようになる
  • プラスな経験から褒められて(成功して)行動するようになる

だからこそ、皆さんの強みもマイナスな状態から脱却するための行動かプラスな経験からさらに頑張った行動か把握をしておこう。

【私の伝え方】
記憶に残ったことを一つ取り上げると、高校での部活動が一番記憶に残っています。その理由は、部活で大きなけがをして選手として活動することはできなくなり、マネージャーとして活動することになったからです。選手ではなくなったので、つまらない毎日でした。その中でも何が自分に出来そうか周りを見るようになりました。そこで、マネージャーになったときに選手目線のサポートを行うようになりました。なぜなら、マネージャーが選手目線まで届いていない活動に目が留まったからです。その時は、少しでも選手の練習の質が上がるサポートが出来ればと思い、サポートをしました。この経験は小学生のころからも発揮されています。小学生の頃は、スポーツで上の学年に呼ばれて、とてもよくしてくれたことで、自分が最高学年になった時にも下の学年から上がってきた選手に良くするように面倒を見ることが多かったです。このように世話好きになったのは、年の離れた妹を世話する環境があったから生まれた強みだと思います。

強みを表すワード一覧

田中さん
田中さん

なんとなく方向性がわかっても、強みに対していい言葉が思いつかないこともあるかと思います。そこで、強みを表すワードを一覧にしたので、ここから近い言葉探してみてください!

行動系

粘り強さ積極性チャレンジ精神ストレス耐性
持続力積極的責任感プラス思考
コツコツ率先的実行力忍耐力
忍耐力自発的行動力負けず嫌い
向上心主体的フットワークが軽い競争心
好奇心探求心

計画系

几帳面計画力自己管理能力論理性
慎重さ計画性柔軟性仮説構築力
課題発見力想像力発想力

協働系

真面目協調性統率力社交性
誠実性リーダーシップ交渉力コミュニケーション力
規律性巻き込み力相手目線傾聴力
発信力判断力

まとめ:強みの正しい見つけ方と伝え方

まとめ

田中さん
田中さん

最後に本日お伝えしたポイントをおさらいしましょう!

1.強みは他人と比較するものではなく、自分と比較して見つけよう!
2.強みの一貫性を伝えるため、直近だけでなく過去まで振り返ろう!
3.強みを裏付けるために、強みが生まれた環境まで振り返ろう!
田中さん
田中さん

今回の話をもとに、就活を進めていきましょう!他にも知りたいことがあれば、この下にも就活記事があるので、読んでみてください!

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