面接対策5つのステップ
面接の目的を知る
面接の目的を理解しないことには、いくら練習を積んでも内定は近づきません。では、面接の目的って何でしょうか?
面接の目的はその会社に入るに値する人物かどうかを見極めることです。見極めるために、「がくちか」や「志望動機」といった様々な観点から質問するのです。
ここで大切なのは、「良い回答」ではなく、「その企業が求める回答」をすることです。たとえどれだけ素晴らしい回答をしても、相手が求めていなければそれは意味のないことです。
それは肉じゃがを求めている人に、カレーを作ってしまうようなものです。
肉じゃがを求めている人に、カレーを作る・・・?
皆さんの経験をにんじんやじゃがいも、お肉などの材料のようなものです。材料をもとにカレーを作ることもできるし、肉じゃがを作ることもできます。ただし、相手が求めていないものを出しても意味がないのです。
質問の回答を準備する
面接では、いくつかの提携の質問が存在します。「志望動機」や「がくちか」はオーソドックスです。
面接に慣れるまでの一番の敵は、緊張で言いたいことが頭から抜けてしまうことです。面接の場数を踏むまでは、質問に対する回答集を作成しておくことおすすめします。
夏のインターンまでは、暗記したものを何も見ずに言えるようにするだけでよいです。まずは下記10種類に対する回答は用意しておきましょう。
あなたの強みは何ですか?3つ教えてください。 |
あなたの弱みは何ですか?3つ教えてください。 |
あなたは友達からどんな性格といわれることが多いですか? |
学生時代に一番頑張ったことを教えてください。 |
学生時代に一番頑張ったことを通して、学んだことを教えてください。 |
自己PRをしてください。 |
小学校からの生い立ちについて教えてください。 |
これだけはやり切ったという経験を教えてください。 |
志望動機を教えてください。 |
挫折した経験はありますか? |
模擬面接をする
面接に臨む準備ができたら、いよいよ模擬面接を行いましょう。やってみると分かりますが、考えてみるのと話してみるのでは地の差があります。
いきなり本格的な面接はちょっと・・・という方は大学のキャリアセンターで面接の練習をするのがオススメです。
最初から本格的な面接をしたい場合のオススメってありますか?
最初から本格的な面接をしてみたい人はOB訪問で面接練習を行いましょう。ちなみに、OBなんて周りにいないよという方は、最近流行りのOB訪問アプリ、マッチャーやビズリーチキャンパスなどを活用すると簡単に面接ができます。
答えられなかった質問への答え方を考える
模擬面接後には必ず、答えられなかったが質問への答え方を振り返りましょう。面接は行えば行うほど、経験値が貯まっていきますが、振り返りがなければその価値も半減です。
振り返る際には「質問の意図が何だったか」、「質問の回答に自分の経験を紐づけていたか」の観点で振り返りましょう。なぜ、それらの観点で振り返ると良いのかは、次の章でお伝えします。
面接対策のカギ
面接を対策する際に知っておきたいポイントは2つあります。1つは相手の質問の意図をくみ取ること。もう1つは過去の経験と紐づけることです。では、相手の質問の意図をくみ取ることや過去の経験と紐づけることがなぜ大切なのかを解説していきます。
質問の意図をくみ取る
面接では面接官の質問の意図を考えることが非常に大切です。これを外したら内定が取れないといっても過言では無いでしょう。
実際に皆さんの多くは、質問にどう答えたらいいかを考えたことはあるかと思いますが、質問の意図を考えたことは少ないんじゃないでしょうか?
しかし、それではいつまでたっても内定が近づく答え方にはなりません。なぜなら、面接官は意図をもって質問をしているからです。
何か聞きたいことがあるから質問をするのであって、質問自体が先に来るわけではないのです。
確かに普段質問するときも、何か知りたいことがあるから質問しますね!面接も同じってことだね!
だからこそ、質問は同じでも、面接のシチュエーションや前後のやり取りによって求めている回答は変わるのです。
例えば、志望動機を話している中で「あなたの強みは?」と聞かれたら、それは「あなたの強みを活かしてどうやりたいことを実現するのか?(どんな利益を生み出せるのか?)」を聞いています。
一方で、がくちかの中で「あなたの強みは?」と聞かれたら、それは「どんな強みがあるから、成果につながったのか?」を聞いているわけです。
面接のシチュエーションによって答えが変わるからこそ、「○○が来たら××」のように全て暗記しているのではだめなんですね。
だからこそ、常に面接官は何を知りたがっているのか?という姿勢を持ち続けることが大切です。
過去の経験と紐づける
面接では過去の経験と紐づけて語ることも、質問の意図をくみ取ることと同じくらい重要なことです。
みなさんは志望動機を聞かれたらいつもなんて答えていますか?やりたいことだけを語っていませんでしょうか?
面接の主なる目的は、「質の高い行動に再現性がどれだけあるか?」を探ることです。というのも、入社後も学生時代のように活躍できる人材を企業は欲しているからです。
では、再現性を探るために面接官は就活生のみなさんに対してどんなことを質問をするでしょうか?
面接官は、みなさんの行動の再現性を確認するために、過去の同じようなシチュエーションで同じような行動を取ったかを確認します。
確かに面接の時だけ良いこと言ってるケースもありえるけど、過去の経験まで聞かれると簡単には嘘をつけなさそう💦
逆に言うと、面接では過去の経験を踏まえることで再現性をグッと高めることができるわけです。
また、過去の経験を踏まえることで、オリジナリティーのある(あなたらしい)説明ができるようになります。その結果、他の就活生に埋もれない回答へランクアップします。
つまり、過去の経験を踏まえることで再現性とオリジナリティーの向上につながり、内定に近づくというわけです。
面接で聞かれる質問と意図を知る方法
先ほどまでの「質問の意図をくみ取ること」と「過去の経験お紐づけること」をもとに練習したい方もいるかと思います。
私が就活中に行っていたのは、絶対内定の面接の質問という本を何度も読んでいました。私はお金で就活の時間を買うことが大切だと考えていました。この本は他の就活本と違って面接の質問だけでなく質問の意図も約50個記載されています。この本のおかげでリクルートからも内定が取れたオススメの一冊です。気になる人はぜひ買ってみてください!
まとめ:面接対策の方法
最後に本日お伝えしたことをまとめましょう。
2.面接の意図と自分の経験を絡める含めることしよう!
3.しよう!
今回の話をもとに、就活を進めていきましょう!
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