✍ このブログについて
就活浪人のキャリア論 ─ 運営者「ゆう」
就活浪人を経てベネッセ・リクルートから内定。
300名超の就活相談から得た「自分を正確に伝える力」を発信しています。
■ ESを抽象的に書けばいいとアドバイスをもらったことがある人
抽象的に書けというアドバイスの罠

読み手がもっと知りたいと思わせるためにガクチカを抽象的に書けというアドバイスがあります。しかし、この言葉をそのまま受け取って、ESが通過しなくなる就活生がいます…。
読み手が感じる「疑問」は2種類ある
ESを抽象的に書くことで、読み手が面接に呼びたいと思わせるテクニックは確かに存在します。しかし、そのテクニックを使うと読み手である面接官がどんなことを感じるか、考えたことはあるでしょうか?
抽象的な内容を見ると、人は「なぜ?」と疑問に感じます。例えばドラマの次回予告はあえてすべてを伝えないことで次回も見たいと思わせています。しかしそれが成立するのは、そのドラマにすでに興味を持っているからです。
面接官は一度も会ったことがない人のESを手に取ります。それは、大学のゼミで読む論文のように、一見何を言っているか分からない文章に近い状態です。はたしてそんな文章を抽象的に書いて、面接官は「この人の言っていることが気になるから面接に呼んでみよう」となるでしょうか?
ここには大きな落とし穴があります。人間が感じる「なぜ?」には2種類存在します。
💡 「なぜ?」の2種類
良い「なぜ?」:「もっと知りたい」という疑問 → 面接に呼びたいと思わせる
悪い「なぜ?」:「何を言っているか分からない」という疑問 → 読み飛ばされる
⚠️ 要注意
あなたが書いているESの「なぜ?」が「何を言っているか分からない」になっているなら、このまま書き続けても受からないESになってしまいます。
ESは具体的に書けば必ず通過する

ESを抽象的に書くことで何を書いているか分からないために落ちるケースがあります。ではどう書けばいいか?答えは具体的に書くだけです。どのように書けば具体的になるのかチェックしましょう!
具体的に書けば、「なぜ?」は生まれる
では、どうやって「もっと知りたい」の「なぜ?」を作るかといえば、ガクチカを徹底的に具体的に書くことです。
「具体的に書いたら、疑問が生まれなくなってしまうのでは?」と思った方もいるかもしれません。答えは"No"です。たった400字のESに、あなたが一番頑張った活動のすべてを書き込めるはずがないからです。
具体的に書くということは、以下の4点を踏まえることです。
💡 具体的なガクチカに必要な4要素
1. 行動をとった理由・目的
2. 行動の中身
3. 行動によって起こした変化
4. 変化によってもたらした結果
そしてこの4点を書いただけでは、「なぜ」あなたがそんな行動をとるようになったのかまでは分かりません。それこそが、ESの読み手が感じる「もっと知りたい」という良い「なぜ?」です。
具体的にガクチカを書くためのコツ

最後に、「もっと知りたい」と思わせるレベルの具体性をもたらすコツをまとめます。
読み手が感じる「なぜ?」のポイントを探る
あなたが書いた内容は、読み手がいて初めて意味のあるものになります。書いた本人は気づかなくても、読んでいる人からすると「なぜ?」と感じる部分がたくさんあります。この「なぜ?」を感じる部分のうち、「何を言っているか分からない」という部分を探すことが大切です。
そのために有効なのがOB訪問です。OB訪問で第三者にガクチカを見てもらうことで、自分のESの「なぜ?」を洗い出すことができます。「なぜ?」を洗い出すことができれば、あとはブラッシュアップするだけです。
自己分析を通して、自分の考えを深める
ガクチカを書いていく中で「もっと知りたい」という疑問を生み出すには、自己分析を行うことも欠かせません。自分が行動した理由に対して「なぜ?」を問いかけていくと、最後には自分の価値観にたどり着きます。
例えば、アルバイト先で後輩の指導をした人は「助けたい・成長してほしい」といった価値観が強い人です。そして、その価値観が生まれた理由は自己分析を行わなければ見つけることができません。
ガクチカの中にその価値観にもとづいた行動を書いてあげることで、読み手側に「なんでこんな行動をとったの?」という良い疑問を持たせることができます。そのためにも、自己分析はぜひ早い段階から行いましょう!
まとめ:ESを抽象的に書けというアドバイスの罠

最後に本日お伝えした重要なポイントのおさらいです!
💡 重要なポイントのおさらい
✔ 抽象的に書くと「何を言っているのか分からない」という悪い「なぜ?」を生んでしまう!
✔ 具体的に書けば「なぜそんな行動をする人なのか?」という良い「なぜ?」が生まれる!
✔ 具体的に書くためには、OB訪問と自己分析が必須!必ず過去の深掘りをしよう!






コメント