GD対策

【初心者】GD(グループディスカッション)で聞く50のカタカナ(アジェンダ・ファクトなど)の解説

【初心者】GD(グループディスカッション)で聞く50のカタカナ(アジェンダ・ファクトなど)の解説 GD対策
この記事は約11分で読めます。
【こんな人にオススメの話】
✔ GDで難しい言葉を聞いて、よくわからなかった経験のある人
✔ 横文字を使いたいわけではないけど、知っておきたい人

あなたは、GD中に「この人の使っているカタカナ、よくわからないな・・・」という経験はありませんか?

就活が始まると「アジェンダ」「MECE」「3C」など普段聞かない言葉を耳にすることが増えます。
特にGDではこれらの言葉を知っているかいないかで、話についていけるが決まってしまうこともあります。

本選考が始まってから初めて知るようでは、内定をもらうことは難しいです。
時間があるときに少しづつボキャブラリーを増やしていくことで、議論についていけるようになるだけでなく、ビジネス的なものの見方を知ることもできます。

そうなれば、他の就活生より1歩リードして議論に参加することができますね!
そこで、今回はGDで聞く50のカタカナについて解説をしていきます!

言葉を知っておいたほうがいい理由

ゆう
ゆう

GDで使われる言葉を知っておくことで、議論に置いて行かれなくなったり、共通認識を図りやすくなったりします。ここでは言葉を知っておくメリットをお伝えします!

議論についていくため

GDを進めていくと「何言ってるか分からない、けど聞くのは恥ずかしい・・・」という経験って誰しも1度はあります。

しかし、そのまま分からないことを放置していると、大切な本選考でディスカッションについていけなくなることに繋がってしまいます。

すべての就活生が「この言葉分からない人いましたか?」と聞いてくれればいいんですが、現実はそんな甘くありませんよね。

言葉1つ知らないだけで、議論に取り残されてしまうなんてことにならないように、せめて「聞いたことはある!」という状態にはしておくのがオススメです!

考える時間を短縮するため

GDで評価されるためには、他の就活生が見えていない観点からアプローチをすることが大切になります。

そこで、ビジネス用語を知っておくことで新しいものの見方を知ることができるので、GD中も有利に進めることができます。

例えば、「新しい商品を企画せよ!」というお題があったときに、「カニバリ」という言葉を知っていれば、「いい商品だけど、同じ会社の○○とターゲットが重なりそうじゃない?」と、議論を前に進めることができます。

【「カニバリ」って何?という人へ】
カニバリとは同じ会社の中で別の製品が同じ顧客を取り合う状況のことを指す。詳しくは下記へ

ビジネス用語を知っておくことで、考える時間を短縮して、議論を前進させられる力を身につけましょう!

GDで使われる言葉とその意味(アイウエオ順)

ゆう
ゆう

ここでは、GDで使われる言葉とその意味を解説します!中にはほとんど聞かないかもという言葉をありますが、考え方を知ってほしいので記入していますので、最後まで確認してみてください!

AIDMA(アイドマ)

AIDMA

意味:人がモノを買うまでの流れを説明したもの。Attention(認知)⇒Interest(興味)⇒Desire(願望)⇒Memory(記憶)⇒action(購入)の流れ。
使い方:アイドマのどこにアプローチすべきか考えるのはどうですか?

 

アウトバウンド

インバウンド・アウトバウンド

意味:日本から海外に行く客のこと
使い方:アウトバウンドが増えたことで、国内の消費が減った。
対義語:インバウンド

 

アセット

意味:企業が持つ経営資源や資産のこと。人やサービス、商品など企業によってアセットは異なる。
使い方:今考えているサービスはアセットを使えば、コストは下げられそうですね!
類義語:リソース

 

アジェンダ

意味:議論する項目と流れ
使い方:話を始める前に、アジェンダを決めませんか?

 

アウトソーシング

意味:外注すること
使い方:この企業にはノウハウがないから、アウトソーシングしたほうが効率的だよね。

 

アプローチ

意味:手段
使い方:いいアプローチ方法を思いつきました。

 

イシュー

意味:課題点、問題点
使い方:イシューを突き止めないと、いいアプローチができないと思う。

 

インバウンド

インバウンド・アウトバウンド

意味:外国から日本にやってくる訪問客のこと
使い方:インバウンドを増やすことで、顧客層を拡大しよう。
対義語:アウトバウンド
類義語:訪日外国人旅行客

 

エビデンス

意味:証拠、根拠
使い方:その情報のエビデンスがありそうか探してみよう。
対義語:オピニオン
類義語:ファクト

 

オピニオン

意味:意見
使い方:それはオピニオンなのかファクトがあるのかどっちなのかな?
対義語:ファクト

 

カニバリ(カニバリゼーション)

カニバリ

意味:同じ会社の中で別の製品が同じ顧客を取り合う状況
使い方:いい考えだけど、この商品とカニバりそうじゃない?

 

キャパ(キャパシティー)

意味:受け入れる能力
使い方:予想人数に対してキャパがオーバーしないように対策を考えよう

 

クライアント

意味:顧客、お客様のこと。
使い方:クライアントの目線にはあんまり立ってないサービスになってるよね。

クールジャパン

意味:外国人がカッコいいと思う日本らしい文化(アニメ・漫画・ゲーム・食べ物など)を総称した言葉
使い方:クールジャパンを前面に押し出した広告を作るのはどうかな?

 

KPI(ケーピーアイ)

KPI・KGI

意味:Key Performance Indicatorの略称で、目標を達成するために必要な定量の指標。
使い方:販売数を伸ばそうと思ったら、KPIは顧客接点数と接点頻度の2つは外せないね。
対義語:KGI

 

KGI(ケージーアイ)

KPI・KGI

意味:Key Goal Indicatorの略称で、目標を達成するために必要な定量の指標。
顧客接点数と接点頻度をもとに、最終的な目標の販売数は1億枚にKGIに置こう。
対義語:KPI

 

コアコンピタンス

コアコンピタンス

意味:企業が他社に負けない強みとしてるもの。トヨタのジャストインタイムやリクルートの営業部隊、富士フイルムの精密性などが挙げられる。
使い方:企業のコアコンピタンスを活かした手法を取ったほうがいいんじゃない?

 

コンセンサス

意味:同意すること。
使い方:この話はコンセンサスを取ったから、次の議題に移ろう。

 

3C(サンシー)分析

3C

意味:Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の頭文字を取ったもの。3Cを踏まえ、自社が有利に戦えるポジションを考える際に使われる分析
使い方:まずは3C分析をしてみて、競合との差別できるポイントを探そう。

 

シナジー

意味:相乗効果。企業と企業や分野と分野などを掛け合わせたときに大きな効果を生み出せるもの
使い方:自社だけでなく、他社と組んだほうがシナジーが大きそうだね。

 

ジャストアイデア

ジャストアイデア

意味:思いつきのこと。確信はないときに使う言葉。
使い方:ジャストアイデアだけど、こんなやり方はどうかな?

 

シュリンク

意味:縮小すること。企業や業界が縮小したり、先細りすることに使う。
使い方:市場がシュリンクするから、他の業界も考えたほうがいいと思う。

 

SWOT(スゥオット)分析

SWOT分析

意味:Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字を取ったもの。SWOT分析をすることで、勝負できそうなこと、他社に負ける可能性のあることを考えることができる。
使い方:新しい商品を考えるためにSWOT分析から始めませんか?

 

ステークホルダー

意味:活動の利害関係が発生する関係者。株主や社員、お客様などがステークホルダーに当たる。
使い方:その活動はステークホルダーには支持されないんじゃない?

定性

意味:数値化して状態を表すこと。お客の満足度をリピート率で考えるなど。
使い方:定性的な目標を決めましょう。
対義語:定量

 

定量

意味:数値化しないで状態を表すこと。お客様の満足度をほめてもらうことと考えるなど。
使い方:定性面だけでなく、定量面での目標も決めましょう。
対義語:定性

 

デメリット

意味:欠点や短所。悪い部分を指す。
使い方:この企画だと、メリットもあるけどデメリットも発生しそうだよね。
対義語:メリット

 

ナレッジ

意味:知識、ノウハウという意味
使い方:ナレッジが共有できれば、お客様同士にも意味があるサービスが作れそう。

 

PDCAサイクル(ピーディーシーエーサイクル)

PDCAサイクル

意味:Plan(目標設定)⇒Do(実行)⇒Check(検証)⇒Act(改善)の頭文字を取ったもの。ビジネスにおける基本的な一連の流れ
使い方:商品をリリースしたら、PDCAサイクルを回そう。

 

バッファー

意味:余裕をもたせること。GDでは予備の時間を表す。
使い方:議論が終わらないと困るので、最後にバッファーとして5分取っておきましょう。

 

BtoB(ビートゥービー)

意味:Business to Business の頭文字を取ったもの。会社間で取り引きをする企業を指す。有名企業だとキーエンスや村田製作所などがBtoBの企業に当たる。
使い方:BtoBのビジネスなので、広告よりも商品に力をかけて競合との差別化を図ろう。
対義語:BtoC

 

BtoC(ビートゥーシー)

意味:Business to Consumer の頭文字を取ったもの。会社と消費者間で取り引きをする企業を指す。有名企業だと、キリンやトヨタ自動車などがBtoCの企業に当たる。
使い方:BtoCをメインとしているので、宣伝には力を入れるべきだ。
対義語:BtoB

 

ビジネスモデル

意味:企業が利益を生み出すための構造。例えばYouTubeのビジネスモデルは、無料で動画が見れる代わりに、広告主からお金をもらうビジネスモデルになっている。
使い方:ビジネスモデルを考えると、どこから収益を取る作りにしようか?

 

ファクト

意味:事実、もしくは事実となること。
使い方:ファクトベースで話を進めましょう。
対義語:オピニオン
類義語:エビデンス

 

フィックス

意味:決めること。GDでは結論が出たことや時間の設定に対して使う。
使い方:この内容でフィックスしていいですか?

 

プライオリティー

意味:優先順位。
使い方:プライオリティーが高いものから話を進めよう。

 

ブラッシュアップ

意味:アイデアなど、すでにあるものをさらにレベルアップさせること。
使い方:この企画をさらにブラッシュアップできるといいものになりそうだね。

 

ブルーオーシャン

ブルーオーシャン

意味:競合がいない領域のこと。
使い方:この方向性ならブルーオーシャンだから、上手く伸ばせそうだね。
対義語:レッドオーシャン

 

ブレスト(ブレインストーミング)

意味:アイデアを出すこと。ブレスト中は人の意見を否定しないことが重要。
使い方:いったんブレストして、そのあとに必要なことを考えましょう。

 

ベネフィット

意味:利益。お客様が受ける利益という意味で使われることが多い。
使い方:このサービスにおける購買者のベネフィットって何があるかな?
類義語:メリット

 

ペルソナ

意味:マーケティングにおける具体的なターゲットとなる人物像のこと。例えば、年齢や趣味・嗜好など、商品を提供する人のイメージ。
使い方:ターゲットを考えるにあたって、まずはペルソナを考えませんか?

 

ボトルネック

意味:問題があるときの根本の原因のこと。
使い方:ボトルネックになっていることを解決しないと、意味がないよね。

 

マネタイズ

意味:収益化すること。
使い方:無料のサービスに有料オプションを追加してマネタイズできるようにしよう。

 

ミーシー(MECE)

意味:Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive の頭文字を取ったもの。抜けなく・漏れなくということ。例えば人は大人と子どもの2つに分けることができる、など。
使い方:要素がややこしいので、いったんMECEで考えてみませんか?

 

メリット

意味:利益。
使い方:このサービスのメリットが伝われば、もっと買ってもらえそうだよね。
対義語:デメリット
類義語:ベネフィット

 

リスケ(リスケジュール)

意味:スケジュールを再度練り直すこと。GDでは時間が無くなってきたときなどに使う。
使い方:時間が伸びたので、この後の計画をリスケしませんか?

 

 リソース

意味:資源。基本はヒト・モノ・カネのいずれかを指す。
使い方:リソースがないから、そこまでお金はかけれないんじゃないかな?
類義語:アセット

 

 レッドオーシャン

レッドオーシャン

意味:競合だらけな領域のこと。
使い方:このサービスはレッドオーシャンの領域になってしまうから、何か違いをつくろう。
対義語:ブルーオーシャン

まとめ:GDで使う50のカタカナ

ゆう
ゆう

最後に本日お伝えした重要なポイントのおさらいです!

✔ 議論に置いて行かれないために、まずは聞いたことがある状態を目指そう!
✔ ボキャブラリーが増えることで、モノの見方を増やして議論を活性化させよう!
✔ 知らない言葉を耳にするたびに、必ずチェックしよう!
ゆう
ゆう

今回の話をもとに、就活を進めていきましょう!

ブログの更新通知がほしい人はLine@から

就活情報を知りたい人はTwitterから

直接相談したい人はココナラから
就活相談お待ちしてます!

コメント

タイトルとURLをコピーしました