なぜ就活浪人に成功したのか
就活浪人をしようと思ったら、何から始めれば成功につながるのか気になりますよね。ここでは成功につながった以下の活動についてお伝えします。
- なぜ就活に失敗したか振り返った
- 自己分析を徹底的に行った
- 話す順番を徹底して考えた
- 強みと紐づけて話すようにした
なぜ就活に失敗したか振り返った
就活浪人を成功させるためには、絶対に「失敗した理由」を振り返りましょう。これなしで成功することはまずないです。
私は就活浪人を決めたときに、なぜ就活が上手くいかなかったのか振り返ったことで、今の自分に足りないものを明確にできました。
振り返ってみて分かった就活に失敗した理由は以下のようなものでした。
- 企業名でやりたいことを決めていた
- ガクチカを腹落ちさせることができていなかった
- 働くということを意識して面接で話ができていなかった
- 自信がなかったので、少し厳しい質問が来ると答えられなかった
失敗の原因を振り返った結果、今すぐ取り組むべきことが明確になり、時間を無駄なく就活の準備ができました。今振り返ると、自分のダメなところと向き合ったことが内定を取る上で一番大切な行動だったと思います。
自己分析を徹底的に行った
自己分析を行い、過去の自分がどのように行動を選択したのか振り返りました。
なぜなら、自分自身の行動基準を理解できなければ以下の観点が分からないからです
- 自分の強みが分からない
- 自分の好きなことが分からない
- 自分のやりたいことが見つからない
- なぜ、成果を出せたのか説明できない
これらの質問は、面接で答えることが出来て当たり前の問いです。それなのに答えることができなければ、内定は近づきません。
私は自分の行動が分かっていなかった理由を自分だけで振り返っていたからだと考えました。そして、より多面的に自己理解をするために自己分析本を買いました。
結果として自己分析本をベースに5万字の自己分析を行ったことが「これだけやったから大丈夫」という自信にもつながりました。
話す順番を徹底して考えた
話すべき内容が見えてきた後は、どのようにしたら自分の経験が伝わるのかを考えました。その結果、面接で伝えるためには「話す順番」が大切だと分かりました。
話す順番というのはとっても大切です。同じような情報を伝えても、話す順番1つで印象がガラッと変わります。例えば女子大生とキャバ譲の話は有名な例だと思います。
- 女子大生が夜にキャバクラで働いている
- キャバ譲が昼間は大学で学んでいる
⇒女子大生よりも、キャバ嬢の方が「まじめ」な印象に感じますよね
面接でも同じく、情報の順番で話の分かりやすさが変わることがあります。特に「原因」と「理由」を説明するときには、どちらから説明するかによって話の分かりやすさが変わります。話の分かりやすさが変われば面接官に与える印象も変わります。
- メンバー集めをした。なぜなら人手不足という課題があったから
- 人手不足という課題があったのでメンバー集めをした
「行動 → 課題」の順番で話すと、課題の内容を聞くまでは、その行動が正しいのか判断できません。なぜなら、行動は課題を解決するために行うものだからです。
また、人は話された内容をすべて暗記しておくことはできません。「行動 → 課題」の順番で話すことによって、本来伝えたい行動部分を暗記させることになります。これでは、「面接官に分かりにく人」という印象を与えてしまいます。
一方で、「課題 → 行動」で伝えることで、時系列順に伝えることが出来るので、話を無理に暗記させることがなくなります。また、その行動を取った理由も明確に伝わります。
その結果、面接官にも「話が分かりやすい人」という印象を与えることができます。同じ内容を伝えるなら、「どうしたらもっとわかりやすく伝わるか?」を考え抜きましょう!
強みと紐づけた話をした
面接の最終ゴールは、「あなたの強みがどう会社で活かせるのか?」に解答することです。だからこそ、常に自分の強みと紐づける意識を持つことが大切になります。
私は、強みと紐づけるために以下の準備をしました。
- 強みを小学生まで戻って探す
- 強みが生まれた環境の理由を探す
- 強みがガクチカでどう発揮されたか考える
- 強みが希望する会社の業務ベースでどう役立つか考える
- 強みが他の人よりも優れていることを裏付けるエピソードを探す
もっと詳しく、強みを見つけたい人は以下の記事がオススメです!
就活浪人するにあたっての疑問
就活浪人するか迷っている人には疑問があると思います。ここでは以下のことについてお伝えします。
- なんで就活浪人したか?
- 就活浪人は怖くなかったか?
- 面接で就活浪人について突っ込まれなかったか?
- 一度落ちた企業から本当に内定をもらえるのか?
なんで就活浪人したか?
私が就活浪人をした理由はいたってシンプルで、「第一志望の会社に落ちたから」です。
当時ものすごくいきたい会社がありました。運よく最終面接まで進んだものの、最終面接はボロボロでした。予想通り、最終面接の1週間後に不合格の通知をもらい、悔しい思いをしたことを覚えています。
その後、内定を貰った別の会社に就職をする予定でした。内定先でも友達ができ、4月からこの会社で働くんだなと思っていました。しかし、ずっとモヤモヤした気持ちもありました。
「本当にこの会社でいいのだろうか?」「自分のやりたいことに嘘をついてもいいのだろうか?」「この選択を一生言い訳にしないだろうか?」と悩みに悩みました。
最終的にそれならばもう1年だけ挑戦しようと思い、就活浪人を決断しました。悩みに悩んだことが、本気で就活浪人に挑戦できました。
就活浪人は怖くなかったか?
ここまで読んだ人にとって、「就活浪人は怖くなかったんでしょ?」と思うかもしれません。しかし実際のところ、就活浪人をすることはとても怖かったです。
「結局、第一志望の内定が取れなかったらどうするのか?」「今ある内定先から内定が取れる保証はない」「周りからどう思われるか分からない」といったことが常に脳裏にありました。
にもかかわらず、なぜ就活浪人に踏み出せたのかというと「ここで自分を裏切ったら一生後悔する」という考えが強かったからです。「自分を自分が信じなければ社会人になっても言い訳し続ける」と思ったことで気持ちが吹っ切れました。
面接で就活浪人について突っ込まれなかったのか?
面接では就活浪人について突っ込まれたケースはありました。しかし、事前に準備が出来れば、突っ込まれても怖くありません。
面接で実際にされた質問は以下の3つがありました。
- なぜ就活浪人しようと思ったのか?
- 就活浪人する前とした後で何が変わったのか?
- 就活浪人することになった原因はどこにあると思うか?
私はそれに対して
- 後悔のしない選択をするため
- おごらずになんでもやり切ること
- これでいいと思う甘えがあったこと
を伝えていました。人によって回答は変わる思いますが、この3つの質問には必ず答えを用意しましょう。
一度落ちた企業から本当に内定をもらえるのか?
一番心配なのは「一度落ちた企業から本当に内定をもらえるのか?」ということだと思います。これに対しては「内定はもらえる」というのが私なりの回答です。
実際に最終面接で落ちた企業から内定をもらうこともできましたし、1次選考で落ちたリクルートからも内定を貰うことができました。
ただし、金融業界など働く上で資格が大切になる業界はその限りではないかもしれません。これは憶測ですが、資格がないと働けない業界であれば1年遅れた人より、1年でも若い人を採用したほうが働ける時間が長いためです。
いずれにせよ、やってみないことには結果は分かりません。本気で就活浪人を考えている人は志望する企業で就活浪人がいたかをマッチャーやビズリーチキャンパス、みん就などで必ず確認しましょう!
就活浪人して良かったこと
最後は就活浪人してよかったことをお伝えします。
- 内定が3倍になり第一志望から内定をもらえたこと
- 年収が2倍になったこと
- やりたいことができていること
内定数が3倍になり、第一志望から内定もらえたこと
就活浪人をして内定数が3倍になり、第一志望から内定がもらえました。そして、それは自分にとって大きな自信になりました。
内定がたくさんもらえても結局入社が出来る会社は1社だけです。それでも、いろんな会社の中から1社を選んだという事実が、入社後の自分をものすごく後押ししてくれます。
自信が無い人は内定が取れるだけでも人生が大きく変わります。自信は一生使えるツールです。ぜひ後悔のない就活を送ってください。
年収が2倍になったこと
年収が2倍になったことも就活浪人をして良かったことです。これを見ている方の中にも「仕事はお金じゃなくてやりがいが重要だ」という意見をお持ちの方もいるかと思います。
もちろんやりがいは大切です。しかし、やりがいだけを求めることができるのはお金で困っていない人だけです。それに、お金が増えて困ることは何もありません。年収が増えることで、やれることは大きく増えます。
将来のお金がどれくらい変わるのか?ということも視野に入れながら就活浪人を考えましょう。
やりたいことができていること
就活浪人して一番よかったことは今やりたいことができていることです。もし、やりたくないことをやっていたら、きっと今頃「やりたくないことだから結果が出なくてもしょうがない」と妥協しているでしょう。
今やりたいことができているからこそ、「もっと頑張ろう」という気持ちで働くことができています。そして、その気持ちが次の成長に繋がります。
人生は会社に入ることがゴールではありません。成長し、本当にやりたいこと突き詰めるのが人生です。
あなたはどんなことに人生をかけますか?
まとめ:就活浪人に成功した理由
最後に本日お伝えした重要なポイントのおさらいです!
2.第一志望の会社は就活浪人すれば受かるのか、情報を集めよう!
3.最後はどんな人生を送りたいかを大切にしよう!
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