○×商事にESを出したけど、お祈りメールを貰っちゃったんだよね・・・
そうなんだ・・・(私はES通ったけど)
なかなかESが通らなくて困ってるんだけどどうしたらいいか分からないんだよね💦
受かるESが押さえている点
さて、みなさんのESは受かるESになっているでしょうか?それとも落ちるESになっているでしょうか?受かるESには受かる理由があります。まずはどんなESが受かるESなのか整理しましょう。
面接を意識した構成になっている
良いESは必ず面接に向けてESを作っています。つまり、面接で触れてほしい部分を余すことなく書き切っています。
提出するESに設問が5つあるなら、企業側のメッセージはあなたらしさについて5つのエピソードを伝えてということです。設問ごとにどんな自分を伝えたいのか?を意識して書くだけで、面接を意識した受かるESに早変わりします。
ちなみに、内定を取る人は4月から考え出したりはしません。事前にオーソドックスな質問への回答と自己分析を作っておくことがポイントです。
なぜ設問が分からないのに事前に回答を作る必要があるかというと、リクナビの調べによればESを1枚作成するのに必要な時間は平均4時間もかかるからです。(出典:先輩たちに聞きました。エントリーシートにかかった時間は?)
4月になってからESを作成するのではなく、作成して置いたESの中から取り出せるよう、事前に準備を行いましょう!
読みやすい流れになっている
受かるESは1度読んだだけで、読み手の頭にすっと入ってくる流れで書けています。そのためには時系列で行動を書くことが大切です。それも文単位で時間の流れを意識して書くことで読みやすさがグッと変わります。
例えば、「私はESの準備をしている。なぜなら内定がすぐほしいからだ。」という文を読んだ時の頭の中をイメージしてみてください。
【面接官の頭の中】
私はESの準備をしている(なんで?)
↓
なぜなら内定がすぐほしいからだ(なるほど!)
となっているわけですが、「なんで?」を読み手に思わせる回数が増えるほど読みにくい文になります。
人は 「行動 → 目的」 ではなく 「目的 → 行動」 の順番で動きます。
だからこそ文章を書くときも「~です。なぜなら~」ではなく、「~のために~をしました。」と書きましょう。
課題・達成したい理由を明確に書けている
みなさんの行動がいかに意味のあったことなのかを語る上で、課題や達成したい理由を明確に書くこと避けて通れません。にも関わらずガクチカに課題や達成したと思う理由を書いていないESが良くあります。
何か行動するということは何か目標があるはずです。そして目標の裏側には課題や達成したい理由があるはずです。課題や達成したい理由を確認することで、面接官はみなさんの行動がどれだけ効果的だったのかを把握することができます。
もしガクチカに課題や達成したい理由が書かれていなければ、その話のゴールが達成されたか分からないわけです。例えるなら、結末の分からない小説を読んでいるようなものです。要するに読む価値はないわけですね。
読み手がその場面をイメージできるまで詳細に書くことが課題や達成したい理由を明確にする上で大切です。
行動と想いが書けている
面接官はみなさんの取った行動だけでなく、どんな想いや考えで行動をしたのかも知ろうとしています。人の行動は同じでもその時の想いはことなるからこそ、思いまで伝えることが差別化に繋がります。
例えばサークルで新人勧誘を行っても、単に人を増やしたかったのか、人を増やして何かをしたかったのか。想いの深さによって面接官に伝わるメッセージは異なります。
私は、「○○な想いから、××な行動を行いました。」と常に書いていました。常にESでも書いているので、面接で聞かれた時にも答えることができるようにあるのでオススメの書き方です!
取った行動が仮に同じだとしても、どんな価値観・何を大切にしている人なのかが伝わるように、書きましょう。
1設問・1エピソードで書けている
ESを書くときはどうしてもいろんなエピソードを書きたくなるものです。しかし、複数のエピソードを盛り込んでしまうと、1つ1つの事柄が薄まってしまいます。
その結果、「このESは何が言いたいESなんだ?」となります。何も伝わらないESを書き続けても、あなたの思考は深まることはありません。結果として面接での質問に対して自信を持って答えることは難しくなります。
ESでは1つのエピソードを深く書くことが読み手にも伝わりやすく、また面接でも話せるようになるコツなので、ぜひ意識しましょう!
ちなみに、ESでは1つのエピソードって言われてもどれくらいの期間のエピソードか困りますよね?1つのエピソードとは「目的を意識しだしてから目的を達成するまで」を指します。
例えば、居酒屋のアルバイトで売り上げUPに貢献する話をするならば、売り上げを上げようと思い出してから、実際に売り上げを上げるために行った活動までが1エピソードです。
落ちるESによくある点
受かるESに共通点があるように、落ちるESにも共通点があります。落ちるESに関しては最低限レベルが突破できていない状態なのです。早急に改善するには何が必要なのか確認しましょう!
質問に答えていない
就活が上手くいっていない人のESの多くは質問に対する回答から書き始めていません。質問に答えていないESはその段階でコミュニケーション能力に欠ける人だと判断されてしまいます。
最悪なケースは、「あなたの頑張ってきたことは何ですか?」と聞かれ「私は大学時代に塾でアルバイトをしていました。」と答えているESです。
設問に答えていないので、結局頑張ってきたことが分かりません。
上手く書けない人は、設問をそのまま引用する癖をつけましょう。例えば「あなたの頑張ってきたことは何ですか?」と聞かれたら「私の頑張ってきた着たことは〇〇です。」と答えがずれない書き方になります。
質問とそれに対する答えがずれないだけで、読みやすいESに早変わりします。少しの意識で変わるのでぜひやってみてください。
背景を書き過ぎている
ESを書く際に活動の背景をしっかり書くことは大切です。しかし、背景を書き過ぎてあなたの行動が半分も書かれていなければ、行動を何も書いていないESと同じぐらい伝わらないESです。
ESはあなたがどんな行動をして、そこからどんな人なのか探るためにあります。しかし背景だらけのESでは行動が見えてきません。皆さんのESは背景ばっかりになっていませんか?
背景ばっかりか分からないという方はワードを活用して、塊ごとに色分けを行いましょう。色分けすることでパッと見で背景が書き過ぎているのか分かるのぜひ試してみてください。
背景以外にもESの構成について知りたいと思った方は以下の記事をがお勧めです!
https://think-and-act-strategically.com/jobhunting-episode16/
具体的に書けていない
どれだけ素晴らしい成果を出した内容でも、具体的に書けていないESは落ちるESとなります。
具体的に書けていないESとは、読んだときに「これどういう意味?」と思われるESです。例えば、アルバイト先でしか伝わらない役職名を書いていたり、専門用語を書いている場合がこれに当たります。
もし伝わらない用語を書いたりしている人は、その用語にこだわる必要があるのか?を考えましょう。それでも用語が必要な人は、その用語で何を伝えたいのか?を考えるといいでしょう。そうすることによって、別の言い回しが思いつきます。
どうしてもいい言い回しが思いつかないときには、類義語検索を行うといいでしょう。おすすめはWeblio類語辞典です。ぜひ活用してみてください。
1文が60文字以上でかかれている
伝えたいことが多くなると、1文が長くなりやすくなります。しかし、1文が60文字以上で書かれていると読み手は何がかかれていたのか覚えることができなくなります。
心理学ではマジカルナンバー7というものがあります。これは短期記憶は7つの意味の塊までしか覚えられないというものです。60文字の中に7つ前後の意味の塊があるため、60文字を超えると人は記憶できなくなります。
1文が60文字を超えないためには、「、」を使わず「。」でしっかりと文を短くしましょう。特に落ちるESに多いのは「~そして、」というつなぎ方を多用しているケースです。
もしみなさんのESで「○○を行い、そして~」という書き方をしているなら、「○○を行いました。そして、」という形で文を区切りましょう。それだけで、伝わりやすいESに早変わりします。
1ランク上のESにする方法
どうせ書くなら、他の就活生寄り1ランク上のESを目指したいですよね。ですが、自分のESの欠点を自分だけで発見するのはすごく難しいです。どうすれば1ランク上のESにできるのか見ていきましょう!
「親しい」友達に見てもらう
ESを1ランクアップさせるには「親しい」友人に見せることをオススメします。
あえて親しい友人に見せることで、皆さんが書いた内容について、自分らしさが感じられる内容になっているかを確認してもらうためです。
見てもらう前の段階で、自分らしさについて聞き、その絵で内容うから自分らしさが伝わるか確認をするのがオススメです。
親しい友人にさえ自分らしさが伝わらないESでは初めて読む面接官には何も自分らしさは伝わりません。あなたのESはあなたらしさが伝わるESになっていますか?
社会人に見てもらう
ESを社会人に見せることで1ランク上のESに繋がります。社会人の目線で見て貰うことで、分かりにくい部分を発見できます。
皆さんの中にもOB訪問など、社会人にESを見せたことのある人がいるかと思います。実際に働いている人の目線になると、「その行動の意味は何か?」「なぜその行動をしたのか?」という本質の部分を深堀してもらえます。
本質の部分が見えるということは、ESに必要のない部分も見えるということです。つまりESの中で分かりにくい部分が見えてきます。
分かりにくい部分が発見できたら、その部分を書き直す必要があるのか、それとも削除したほうがいいのかを考えましょう。分かりにくい部分は必ずしも残す必要はありません。
むしろ変に不要な部分が残ることで、かえって分かりにくくなるので気をつけましょう。
他人のESを見てみる
他人のESを見て、良い書き方をまねれば、簡単に1ランク上のESに早変わりします。できるなら、友達のESよりも、内定者のESをまねたほうがいいです。
内定を取ったESというのは、その企業において必要なエッセンスが詰まったESだということです。確認してほしい点は書き方、言い回し、文のない世宇尾の3つを確認してください。
・言い回し
・伝え方
・文の内容
私は、ONE CAREERを参考に使っていましたが、その他にも就活会議やUnistyleもオススメです。それぞれの違いについて気になる人は以下の記事にまとめておりますのでご確認ください!
まとめ:受かるESと落ちるES
最後に本日お伝えしたポイントをおさらいしましょう!
2.落ちるESは当たり前の視点が抜けている!
3.1ランク上のESにするにはフィードバックをもらおう!
今回の話をもとに、就活を進めていきましょう!他にも知りたいことがあれば、この下にも就活記事があるので、読んでみてください!
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