自己紹介や自己PRは何のためにするのか
自己紹介と自己PRの違いを理解するために、まずは2つのどちらでも求められていることを解説します!
面接で話したいことを伝えること
自己紹介も自己PRも「面接で自分が話したい情報」を伝えることが大切です。ただ単に自分の所属について話すだけでは、勿体ないです。
なぜなら自己紹介や自己PRで自分の所属だけ話すと、その後に再度頑張ったことなどを聞き直さないといけないからです。
面接では30分から1時間と限られた時間で自分を伝えきらないといけません。自分について話した後に、更に自分のことについて繰り返し話す時間なんてもったいないだけです。
だからこそ、面接の冒頭で自己紹介や自己PRを求められたら簡潔に自分を伝えよう。
特に話の中に入れておくといいのは以下の観点です。
- 名前
- 大学・学部・学年
- ゼミで学んでいる内容
- 一番頑張ったこと
- 性格
- 今回の内容で話したいこと
短く、分かりやすく、効果的な説明すること
自己紹介で長々と話してしまっては、コミュニケーション能力にかけてしまっていることを冒頭から暴露しているようなものです。
そんな失敗をしないためには短く、分かりやすく、効果的な説明を心がけよう。
以下の観点をやってしまっている人は要注意。
- ハキハキ話していない
- 1分以上で説明をしている
- 頑張ったことの中身の説明をしている
- 触れてほしい内容を盛り込んでいない
- ゼミの説明で担当教官の名前を伝えている
- 触れられると困る内容をわざわざ話している
自己PRで求められていること
自己PRで何を伝えるべきか深く理解するため以下を解説します。
- 自己PRの役割
- 自己PRを求められたら伝えること
自己PRの役割
みなさんは自己PRってどういう行為を指すか知っていますか?理解を深めるために何の略か確認をしましょう。
パブリックリレーションズ(Public Relations)は20世紀初頭からアメリカで発展した、(中略)行政では「広報」と訳されたのに対し、民間企業では「PR(ピーアール)」という略語が使われてきた。しかしその後「PR」は「宣伝」とほとんど同じ意味で使われるようになり、本来持っていた意味から離れてしまった。そのため多くの組織では、その職務を「広報」と呼ぶことが多くなっている。
自己PRとは現代では宣伝や広報と同じような意味を持っています。
面接に置き換えて考えると、「自分とはどんな人間なのか?」を伝えることが自己PRだということです。つまり、自らを売り込みに行く行為が正しい「自己PR」の役割です。
自己PRを求められたら伝えること
自己PRを求められたら「必ず」外してはいけない点は以下の2つ。
- 一番頑張ったことの「行動」と「結果」を伝える
- その会社を志望している「理由」を伝える
この2つを外してはいけない理由は、「ガクチカ」と「志望動機」が面接で伝えるべき最大の宣伝材料だからだ。
私の場合は自己PRの後に「ガクチカ」と「志望動機」を深掘りしてもらうために以下のように伝えていました。
上記のように、面接の中心になる「ガクチカ」と「志望動機」を徹底的に伝えよう。
自己紹介で求められること
自己紹介は自己PRとは異なる点を理解するために以下の点をお伝えします。
- 自己紹介の役割とは
- 自己紹介を求められたら伝えたいこと
自己紹介の役割とは
自己紹介の役割は文字の通り、自分を紹介することです。
では何を紹介することが自己紹介なのでしょうか?
自己紹介(じこしょうかい)とは、初めて会う人などに、姓名・職業などを述べ自分が何者であるかを説明すること。
つまり、自己紹介の役割とは「自分が何に属していたか」を伝えることだということです。
自己紹介を求められたら伝えたいこと
自己紹介をする際には、自己PRのように詳細を話すことは質問の意図と違うので注意しましょう。
面接で自己紹介を求められた際には以下の観点を盛り込むように意識しましょう!
- 名前
- 大学・学部・学年
- ゼミで学んでいる内容
- 一番頑張ったこと
- 性格
- 今回の内容で話したいこと
特に、最後の「今回の内容で話したいこと」を伝えることで、自然な流れで伝えたい内容に繋げることができます。
また、以下の内容を伝えることは自己紹介ではなくなるので注意しましょう。
- 志望動機を伝えること
- 頑張ったことの詳細を伝えること
私は自己紹介の後に面接が上手く進むように、以下のように伝えていました。
自己紹介はざっくりとした内容しか伝えることができないので、必ず最後に「自分が一番触れてほしいこと」を組み込んで、自分に有利な流れを作ろう!
まとめ:自己紹介と自己PRの違い
最後に本日お伝えしたポイントをおさらいしましょう!
2.自己紹介は最後に「自分が一番触れてほしいこと」を伝えよう!
3.短く、分かりやすい効果的な説明を心がけよう!
今回の話をもとに、就活を進めていきましょう!他にも知りたいことがあれば、この下にも就活記事があるので、読んでみてください!
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