SPIの内容
SPIとは

SPIというのは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した適性検査で能力と性格の2つを検査するテストになります。

リクルートが作っているテストなんですね!

SPIはシェアナンバーワンを誇っているテストになります。一番初めに対策を行っておくべきテストは一番よく出るテストになります。つまり、何から対策すべきか迷ったらSPIから対策をはじめましょう。

SPIは大きく分けると、能力検査と性格検査の2つから作られているテストになります。特に重要な能力検査は言語分野、非言語分野、英語検査、構造把握の4つに分かれます。
| 受け方 | 出題分野 | 問題数 | 時間 | 電卓の使用 |
| Webテスト | 言語分野 | 特になし | 35分 | ― |
| 非言語分野 | ○ | |||
| 英語検査 | 20分 | ― | ||
| 構造把握 | ― | |||
| ペーパーテスト | 言語分野 | 40問 | 30分 | ― |
| 非言語分野 | 30問 | 40分 | × | |
| 英語検査 | 40問 | 30分 | ― | |
| 構造把握 | ― | ― | ― |

ちなみにWebテストの場合だと、受験者の回答によって次の問題の難易度が変わる方式をとっています。そのため、問題に正解すればするほど難しい問題に出会います。簡単な問題ばっかり出てラッキー!と思ってる人は、もしかしたら間違えてばかりかもしれませんので注意しましょう。

Webテストの結果は1年間使い回すことができるので、冬までに完成させておくと4月からの本試験で無駄な時間を大幅にカットすることができます。
SPIの出題範囲
能力検査

先ほどもお伝えしたように、能力検査は言語能力、非言語能力、英語検査、構造把握の4つから構成されます。それぞれについてどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
言語能力

言語分野というのは、言葉の意味や文章の内容を把握する力を問う問題になります。要は国語力を見られていると思っていただければ大丈夫です。

言語分野の出題の分野は多岐に渡ります。テストの受験方法によって出題される分野と出題されない分野が分かれるので、事前に確認を行いましょう。
| 分野 | ペーパーテスト | テストセンター | Webテスティング |
| 二語の関係 | ○ | ○ | ○ |
| 空欄補充 | ― | ○ | ― |
| 語句の意味 | ○ | ○ | ― |
| 文の並び替え | ― | ○ | ― |
| 文節の並び替え | ― | ○ | ○ |
| 熟語の成り立ち | ― | ― | ○ |
| 長文読解 | ○ | ○ | ○ |
非言語能力

非言語分野は数的処理や論理的思考力を測定する問題になります。こちらは、数学の力を見られているテストと考えてください。

非言語分野は言語分野以上に細かく分かれており、対策が立てやすいので準備した分だけ得点に繋がりますよ。
| 分野 | ペーパーテスト | テストセンター | Webテスティング |
| 推論 | ○ | ○ | ○ |
| 場合の数 | ○ | ○ | ○ |
| 確率 | ○ | ○ | ○ |
| 集合 | ○ | ○ | ○ |
| 損益算 | ○ | ○ | ○ |
| 速度算 | ○ | ○ | ○ |
| 表の読み取り | ○ | ○ | ○ |
| 資料の読み取り計算 | ― | ○ | ― |
| 代金の計算 | ― | ○ | ― |
| 料金の計算 | ○ | ○ | ― |
| 割合の計算 | ― | ○ | ○ |
| 分割払い | ○ | ○ | ― |
| 設置と回路 | ○ | ― | ― |
| 物の流れと比率 | ○ | ― | ― |
| 不等式と領域 | ○ | ― | ― |
| 年齢算 | ― | ― | ○ |
| 通過算 | ― | ― | ○ |
| 整数の推理 | ― | ― | ○ |
英語検査

英語検査は英語の語彙や文法、読解力を確認するための試験になります。

英語検査に関しては出題される企業が限られているので、英語が苦手だからと言って対策をする必要があるとは限らない。英語が業務上必要となる外資系企業や商社、航空を受ける人は出題されやすいので、対策をしておきましょう。
| 分野 | ペーパーテスト | テストセンター | Webテスティング |
| 同意語 | ○ | ○ | ― |
| 反意語 | ○ | ○ | ― |
| 空欄補充 | ○ | ○ | ― |
| 英英辞典 | ○ | ○ | ― |
| 誤文訂正 | ○ | ○ | ― |
| 長文読解 | ○ | ○ | ― |
| 和文英訳 | ○ | ○ | ― |
構造把握

構造把握は文章の構造が似ているものを選んだり、グループに分ける問題です。構造把握は一部の企業でしか出題されない一方で、対策なしではほぼ解けない問題になります。英語検査同様に、対策が必要な人は必ず対策を行っておきましょう。
| 分野 | ペーパーテスト | テストセンター | Webテスティング |
| 文章問題の仕分け | ― | ○ | ― |
| 文の仕分け | ― | ○ | ― |
性格検査

性格検査は行動基準や思考特性を見るためのテストになります。テストとは言っておりますが、実質アンケートのようなもので、特に対策を行う必要はありません。
ESを提出しなくてもSPIの受験ができる企業

SPIの点数を上げるには、練習が大切になります。そのためにESを提出しなくてもSPIを受験できる企業を知っておきましょう。
| 企業名 |
| 野村総合研究所 |
| 三菱総合研究所 |
| キーエンス |
| パソナキャリアカンパニー |
| JCB |
| リクルート |
| アステラス製薬 |
| NTTグループ |
| ソフトバンク |
| 日本郵政 |
まとめ:SPIの対策

最後に本日お伝えしたことをまとめましょう。
2.ペーパーテスト・テストセンター・Webテスティングで出題範囲が異なるので要チェック!
3.ESを出さなくてもSPIを受験できる企業は要チェック!

今回の話をもとに、就活を進めていきましょう!

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