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就活の軸の決め方【「やりたいことがわからない」の正体と、軸を見つける3ステップ】

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ゆう

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就活浪人のキャリア論 ─ 運営者「ゆう」

就活浪人を経てベネッセ・リクルートから内定。

300名超の就活相談から得た「自分を正確に伝える力」を発信しています。

【こんな人にオススメの話】
■ 就活の軸が決まらなくて困っている人
■ やりたいことが分からず、どの企業を受ければいいか分からない人
■ 志望動機を書こうとしても言葉が出てこない人

「就活の軸を決めましょう」とよく言われますが、そもそも軸の決め方が分からないという就活生が非常に多いです。300件以上の就活相談を受けてきた中でも「やりたいことがわからない」という悩みはダントツで多い印象でした。

この記事では、「やりたいことがわからない」の本当の原因と、就活の軸を具体的に言語化するための方法をお伝えします。

「やりたいことがわからない」の正体

就浪ゆう
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まず前提として、社会人になったことがないのにやりたいことがわかっている方がおかしい、と思っていいです。やりたいことが見つからないのはあなたが怠けているわけでも、自己分析が足りないわけでもありません。

では、なぜ「やりたいことがわからない」のか。相談を重ねる中で見えてきた本当の原因は、「何が好きで何が嫌いか」が言語化できていないことです。

もう少し分解すると、以下の3つが整理できていない状態です。

💡 言語化できていない3つの「好き」

① 好きなモノ:どんな対象・分野・業界に関心があるか
② 好きなコト:どんな行動・働き方・関わり方が好きか
③ 好きな環境:どんな状況・雰囲気・人間関係の中で力を発揮できるか

この3つが整理されると、「自分はこういう企業なら行きたい・行きたくない」という判断基準が自然と生まれてきます。それが就活の軸です。

就活の軸の実例:私自身の場合

就浪ゆう
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抽象的な説明だけでは分かりにくいので、私自身の就活の軸を実例としてお伝えします。

私の場合、3つの「好き」を整理すると以下のようになっていました。

💡 就浪ゆうの3つの「好き」

好きなモノ(対象):逆境に置かれてきた人(勉強が苦手な高校生や、社会人になってから上手くいっていない人)

好きなコト(行動):勉強や仕事を通じて「やれば出来る」という自己肯定感を育むこと

好きな環境(目指す状態):関わった人が自分の人生に可能性を感じてくれること

この3つを整理した結果、私の就活の軸は「逆境に置かれた人が、自分の力で人生を変えられるという可能性を感じられるようにする仕事」になりました。

逆に言えば、「人生を変える可能性がないもの=直接人に関わるまでの距離が遠い企業」は選択肢から外すという基準も同時に生まれました。これが「軸がある状態」です。

就活の軸を言語化する具体的な方法

「好きなモノ・コト・環境」を正確に言語化するには、本来は徹底した自己分析が必要です。しかし、まずライトに始めるのであれば、以下の方法が最も手っ取り早いです。

STEP1:業界地図を使って企業を3段階に分類する

業界地図を開き、掲載されている全ての企業・業界を以下の3段階に分類してみましょう。

💡 業界地図で行う3段階分類

A:行きたい → 直感的に興味を感じた業界・企業
B:行ってもいい → 強くはないが拒否感もない業界・企業
C:行きたくない → 直感的に違和感・拒否感を感じた業界・企業

この段階では理由は考えなくて構いません。直感で分類することが大切です。

この作業に役立つのが業界地図です。使い方が気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

STEP2:「なぜその分類にしたか」を言語化する

分類が終わったら、特にAとCに振り分けた理由を言語化しましょう。これが最も重要なステップです。

⚠️ 言語化でつまずく人へ

「なんとなく」で止まってしまう人が多いです。そのときは「なぜなんとなくそう感じたのか?」を3回繰り返して深堀りしてみましょう。深堀りを続けると「自分が大切にしていること」が見えてきます。

例えば「教育業界がA(行きたい)だった」場合、

  • なぜ教育業界に行きたいのか?→「人の成長に関わりたいから」
  • なぜ人の成長に関わりたいのか?→「自分が誰かに助けられた経験があるから」
  • なぜそれが仕事に繋がるのか?→「同じように困っている人の力になりたいから」

この深堀りを経て初めて「好きなモノ・コト・環境」が言語化され、就活の軸になります。

STEP3:「行きたくない理由」から軸の輪郭を際立たせる

「行きたい理由」だけでは軸が曖昧になりがちです。「行きたくない理由」も同様に言語化することで、軸の輪郭がよりはっきりします。

💡 行きたくない理由の言語化例

「直接人に関わるまでの距離が遠い企業は行きたくない」
→ 裏を返せば「直接人に関わって影響を与えられる仕事がしたい」が軸

「成果が数字にしか表れない仕事は行きたくない」
→ 裏を返せば「誰かの変化・成長を直接感じられる仕事がしたい」が軸

行きたい理由と行きたくない理由の両方を言語化することで、「自分の就活の軸」がはっきりと見えてきます。

軸が決まったら面接・ESに活かす

就活の軸が決まったら、それをESや面接の志望動機に落とし込みましょう。面接官が「なぜ他社ではなく自社なのか」という質問をする際、明確な軸があると説得力のある回答ができます。

志望動機と軸の繋げ方については以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

就浪ゆう
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就活の軸は「やりたいことを見つけること」ではなく「好きと嫌いを言語化すること」から始まります。完璧な軸を最初から決めようとせず、まずは業界地図で直感的に分類するところから始めてみましょう。

💡 重要なポイントのおさらい

✔ 「やりたいことがわからない」の正体は「好きなモノ・コト・環境」が言語化できていないこと
✔ 社会人経験がないうちにやりたいことが分からないのは当然
✔ まず業界地図で「行きたい・行ってもいい・行きたくない」の3段階に分類する
✔ 分類後に「なぜその分類にしたか」を深堀りすることで軸が見えてくる
✔ 「行きたくない理由」の言語化が軸の輪郭を際立たせる

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